JFL前期第3節の順位表。

ついでに、総当りのサッカーリーグ戦ではあまりやらない目安を。今までの対戦チームの勝敗数、勝ち点、得失点差を合計する方法で、たとえば同じ3連勝でも強いチームから3連勝なのか、弱いチームからの3連勝なのかなど、一つの指標になる。これは総当りではないNFLでは良く使われる目安です。

●チーム名・勝敗・勝点・得失点(対戦チームの勝敗数・勝ち点・得失点差の合計) 
1位−大塚製薬・3勝・勝ち点9・+6(3勝5敗1分・勝ち点10点・−2)
2位−群馬FCホリコシ・2勝1分・勝ち点7・+4(2勝5敗2分・勝ち点8点・−5)  

無敗の2チーム。2勝1敗の佐川大阪と昨季の2位と3位相手に負けなしの草津から2勝するなど、大塚製薬はさすがチャンピオン。まだ勝ち越しチームと対戦のない群馬FCホリコシは、これから強豪チームとの対戦で真価が問われる形。

3位−Honda FC・2勝1敗・勝ち点6・+5(2勝5敗2分・勝ち点8・−7)  
4位−デンソー・2勝1敗・勝ち点6・+5(3勝5敗1分・勝ち点10・−5)
5位−佐川急便大阪SC・2勝1敗・勝ち点6・+2(5勝2敗2分・勝ち点16・+3)  
6位−国士舘大学・2勝1敗・勝ち点6・+1(4勝4敗1分・勝ち点13・0)  
7位−佐川印刷SC・2勝1敗・勝ち点6・−2(4勝4敗1分・勝ち点13・−1)

2勝1敗グループ。対戦チーム勝敗合計が5勝2敗2分と強いチームばかり、同じ勝ち点6のデンソー国士舘から勝利を得ている佐川大阪の強さが判る。下位から稼いだ2勝と、互角の強さを持つチームから得た2勝は後に違ってくるだろう。

8位−ザスパ草津・1勝1敗1分・勝ち点4・+1(5勝2敗2分・勝ち点17・+9)  
9位−YKK AP FC・1勝1敗1分・勝ち点4・0(4勝3敗2分・勝ち点14・+0)  
10位−アローズ北陸・1勝1敗1分・勝ち点4・−3(4勝3敗2分・勝ち点14・+5)  

1勝1敗1分けトリオ。対戦チーム勝敗合計がすべて勝ち越し。よくぞここで踏ん張っていると云えるだろう。草津は序盤の大勝負をまずまず乗りきった。

11位−佐川急便東京SC・1勝2敗・勝ち点3・−2(4勝4敗1分・勝ち点13・+1)
11位−ソニー仙台FC・1勝2敗・勝ち点3・−2(4勝3敗2分・勝ち点14・−1)  
13位−愛媛FC・1敗2分・勝ち点2・−2(4勝3敗2分・勝ち点14・+3)

互角の相手に勝てなかったことが、順位をここに甘んじさせている。得失点差もそうあるわけではないし。弱い相手に負けているでもないのが救いだろうか。

14位−栃木SC・2敗1分・勝ち点1・−3(3勝4敗1分・勝ち点11・−3)  
15位−SC鳥取・2敗1分・勝ち点1・−5(3勝4敗1分・勝ち点11・−5) 
16位−横河武蔵野FC・3敗・勝ち点0・−5(7勝2敗・勝ち点21・+9)

栃木と鳥取は強くは無い相手に勝ち点がとれず、互いの引き分けによる1点と序盤から苦しい展開。3敗ながら対戦チーム勝敗合計が7勝2敗、勝ち点21と強い相手ばかり戦っていた横河武蔵野はまだまだ落ち込む必要なし。