どうなる五輪ＯＡ枠。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/jun/o20040606_40.htm

●「フル代表よりＯＡ枠優先」白紙に 協会幹部が明言
日本協会・田嶋幸三技術委員長（４６）が６日、アテネ五輪のオーバーエージ（ＯＡ）枠（２４歳以上の３人枠）に関して「ジーコ監督は五輪優先と言っているが、技術委員会としては全面的にそう考えてはいない。山本監督が欲しい３人にすぐＯＫは出せない」と話し、山本昌邦監督（４６）のメダルプランに“待った”をかけた。

小野・高原・曽ヶ端の３名を山本監督は希望したとか。

だが、高原が肺動脈血栓塞栓（そくせん）症、ＭＦ稲本潤一（２４）が左ひ骨を骨折したことで、協会内でも意見が分かれているようだ。７月２１日のメンバー登録の締め切りを延ばすことをＦＩＦＡ、ＩＯＣに打診。高原の回復を探る一方で「今はアジアカップや五輪と言える状態ではない」と話した。

山本監督は高原の病気の再発を知らぬはずもなく、その状態にある高原の招集をわざわざ希望したとは考えにくい。かなり前から技術委員会には３選手の名前を内々に打診してあったのかな？　稲本の負傷や、イングランド戦のパフォーマンスを見れば小野をフル代表から離したくなる気持ちも判る。曽ヶ端は鹿島が応じてくれるにしても、小野はまだ微妙、高原は代わりを探すのが現実的だろう。