Jリーグが事前審査へ。

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-040608-0028.html

●来季J1、2昇格目指すクラブを事前審査
Jリーグは8日の実行委員会で、来季J1、2に昇格を目指すクラブに対し、9月の理事会までにホームスタジアムや経営状況が昇格条件を満たすかどうかを事前審査することを決めた。

JFLからは原則上位2位までが来季J2昇格の資格を得る。しかしJ2入りを希望するうち、現時点で条件を満たすクラブはない。

今季、具体的に動きがあるクラブを挙げれば徳島県大塚製薬愛媛県愛媛FC群馬県ザスパ草津群馬FCホリコシ。成績自体はシーズン半分も終わっていない段階での云々は置いておいて。

成績以外のJ2昇格の条件を満たすには、大塚製薬はあと「鳴門陸上競技場のJ規格への改修」と運営会社の設立。まず問題ないだろう。スタジアムに関しては県知事も前向きだし。運営会社の立ち上げは8月を予定とか。愛媛FCは下部組織(これは少し複雑な話になる)とスタジアム。スタジアムに関してはこちらさまも県知事が改修を約束してくれているのでクリア同然。ザスパ草津も愛媛と同じく下部組織とスタジアム。下部組織の関してはジュニアユースはあるけれど、ユースはまだ。たしか甲府だったか「ジュニアユースの成長に合わせて彼らをユースとする」で条件クリアしたと記憶しているので、そこで手をうってもらえないかな。群馬FCホリコシはサッカーの専門学校が母体だけに下部組織は整備できているので、ザスパと同じくスタジアム。

鈴木チェアマンは「いずれ上がってくるチームが増えるのはいいことだが、問題のあるチームになるのは困る」と目的を説明した。

ここで云われている「問題」とは経営的な問題だろう。J2でも最近では鳥栖、少し前だと水戸や甲府が苦しかった。J1では今でこそクリムゾングループが買ってくれたが一度は「民事再生法」の申請にまでなった神戸がある。JFL各クラブは現在いずれも地元のバックアップが増え応援気運が高まっているが、J2での運営資金という観点ではどうだろう。まだ不透明な部分もある。

追記。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040609-00002049-mai-spo

●J2入会クラブ数は2チーム以内
サッカーのJリーグは8日、05年シーズンに日本フットボールリーグ(JFL)からJ2へ入会するクラブ数を、原則2以下と確認した。15日の理事会で承認される見通し。現在、JFLの4チームが入会希望を表明しているが、JFLでの年間順位が原則として2位以内であることや、ホームスタジアムの確保などが条件。

これもプレッシャー??

群馬県行政の最新の動き。上毛新聞のリンクは1週間期限で切れてしまうので割愛。

●J活性化プロジェクト スタジアム問題など検討
ザスパ草津群馬FCホリコシのサッカーJリーグ昇格に備え、環境整備策などを検討する県と一般公募県民による「Jリーグ発 新ぐんま活性化プロジェクト」は初会合を十日、県庁で開く。最大懸案となる「J2」加入申請に必要なスタジアム設置について七月中にも場所、整備コストなどを提示する見通しだ。

初会合ではスタジアム問題のほか、交通アクセス整備、継続的な集客など、六テーマについて分科会を設置、手法、コストなどを検討する予定。これを受けて県の関係課などが、実現が可能かどうかを判断する。スタジアムの設置候補地について、県産業政策課は各競技団体との調整などを考慮すると、スタジアムの決定期限は「八月中」がリミットとしている。

プロジェクトは県代表の十三人、前橋市草津町から代表各一人、県民公募メンバー五人で構成。公募は当初三人の予定だったが、県民の関心の高さを反映、予想を上回る応募があったため、枠を増やした。

七日開かれた県議会でも四つの常任委員会で昇格支援が取り上げられ、「支援体制整備を急ぐように」などの指摘が相次いだ。

プロジェクト自体は紹介済みながら、ついに県議会でも議題として取り上げられるように。各方面との調整やら事前審査やら期限まであわただしいと思うけれど、頑張ってください。