東京都にも「目指せJ」。

FC町田ゼルビア・エンブレム

http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/01_mach/2004_2/06_10/mach_top2.html

●FC町田ゼルビア Jリーグを目指し好スタート
「町田市にJリーグを」を合言葉に活動している「FC町田ゼルビア」。所属する東京都社会人リーグ1部の第6節の試合が6月6日、埼玉の「日動火災グラウンド」で行われ、「東京海上火災保険サッカー部」に4対3で勝利した。

第6節終了時点(6月6日現在)で暫定1位。現在所属している東京都社会人1部リーグからJリーグを目指すために今シーズンより同チームの運営を町田サッカー協会から昨年12月に発足しマネージメント契約を結んだNPO法人アスレチッククラブ町田に運営を委託するなどして本格的な活動を始めた。6月中には、都リーグに所属するクラブチームでは異例となる地元企業とスポンサー契約を結ぶなど活動も意欲的だ。

チームの半数以上が地元出身の選手たちで構成されており、今シーズンから地元出身でリトアニアリーグでのプロ経験を持つ竹中穣選手も選手兼コーチとして加入。さらには6月から昨年までJ2の湘南ベルマーレに在籍していた杉本圭選手も加入し、更なるチーム力の強化に努めている。このことにより昨年よりもチーム体制は充実し、Jリーグへと1歩近付いたと言える。

祝、暫定1位ということでアップ。
東京都はさすが日本の首都というべきか、ゼルビアが所属する1部の下には、東京都4部リーグまであり、多数のクラブがひしめく激戦区である。当座は東京都1部リーグ優勝と関東リーグ昇格を目指す形。

公式HPはこちら。
http://www.machida-zelvia.com/

●設立の経緯
92年、全日空が、町田市にホームタウンを持ちたいということで、町田市に交渉に来た。町田サッカー協会と町田市と全日空の3者で数回話し合いがもたれた。言うまでも無く、 15,000人収容のスタジアムと練習の為のグランド2面、さらにクラブハウスの敷地などについて かなり具体的な話がされた。予想される現場の視察まで行った。そして、「町田にJリーグチームを誘致する会」が発足した。

しかし、町田市は、この全日空の要求に答えることができなかった。全日空の要求から考えると、当時で50億円以上の資金が必要であったと推測される。5年くらいの準備期間があったら町田市も何とかなったかもしれない。しかし、あまりにも急な出来事であったから無理もないことだとも判断できる。

世が世なら「東京フリューゲルス」や「町田フリューゲルス」だったのかも。果たしてこの物別れが両者のために良かったのか悪かったのか。いまとなっては判らない。

それでも、「誘致する会」は、この問題には希望と情熱をもって思索した。 当時、ホームタウンを決めていなかった他チームなども視野にいれ、当たってみた。結局、「誘致する会」は、その話し合いの中で、「誘致の可能性」ということを一方におきながら町田市に、日本で初めての「総合スポーツクラブ」を創設しようじゃないかという考え方が出始めた。

町田としてはとりあえず、それをサッカーから始めようということになった。
すでに、町田サッカー協会の中には、当時の日本では珍しい小学生からTOPまでのピラミッド組織は存在した。これをさらに充実したものに発展させ、理想的なピラミッドを完成させたいという方向をこの「実現する会」で探っていくことにした。

そのためには、FC町田の社会人チームに愛称をつけ、「市民に認知されたサッカークラブ」にしようということで、「ゼルビア」という愛称を決めた。 FC町田ゼルビアの誕生である。

町田市の樹は「けやき」で「ZELKOVA(ゼルコヴァ)」花は「サルビア」で「SALVIA」この2つの合わせた造語で「ZELVIA(ゼルビア)」である。

追加情報としてはFC町田ゼルビアの事務局長さんが、数ヶ月前からブログに日々の活動を記されているので、「リアルさかつく」の実状が判ります。がんばれ、FC町田ゼルビア