JFL前期第13節、他会場の結果。

http://www.jfl-info.net/
ザスパ草津は引き分け連続3試合の後、第3節以来の2ヶ月ぶりの黒星ということもあって、ネットのあちらこちらでは非難やら祭りやら。クラブや選手、現場や各所で支え働いているスタッフ(ザスパを熱心に応援しながらも、観戦できないほうに回っている人たちだぞ)に対して敬意も諧謔も無さすぎる意見が多い。チーム状態が悪くなると、どこからともなく集まってくる外野の雑音はともかく、背番号「12」をつけているならそのポジションにふさわしいプレーがあると思うのよ。
あれこれネガティブにケチをつけ文句を書き並べるより先に、サポーターならやることがあるんじゃないかな、と。サポーターを名乗りながらも、傍観者然とした皮肉屋はどのチームでもいるだろう。サッカーに限らずともそういう人は見かけるが、その人では物事を前に進ませられないのも本当だ。とにかく一サポーターとしては、まずは応援あるのみ。チームが苦しいときに応援できるのはサポーターしかいないのだからね。キャシャーンがやらねば誰がやる。
どんなチームであれ強みもあり問題点もあり、ザスパが6連勝しているときでも問題点はもちろんあった。その問題ひとつひとつをどうクリアし打開していくかを考えプレーするのが「シーズンの戦い」だと思う。それは県リーグや関東2部で戦っているときにもあったことだし、今に始まったことでもこれで終わることでもない。今季はJFLという今までで一番レベルの高い全国リーグで戦っているのだから、当然問題をクリアするのは簡単ではない。いづれも強いチームばかりだし。しかし、それをしていかなければJリーグに上がれないのも確かだ。まあ、とにかく各地の結果を。

前期第13節、6月12日(土)の結果
横河武蔵野FC 0−0 佐川急便東京SC
大塚製薬 3−0 佐川急便大阪SC
43分:大島康明(大塚)
63分:林威宏(大塚)
64分:大島康明(大塚)
アローズ北陸0−2 栃木SC
07分:佐野智洋(栃木)
53分:佐野智洋(栃木)

開幕より負けなしの大塚製薬JFL無敗記録を27試合に更新。次節は愛媛FCとの四国ダービー、前期最節はホンダFCとの1位2位の直接対決。その愛媛とホンダは今節にホンダのホームで試合が。

前期第13節、6月13日(日)の結果
Honda FC 5−4 愛媛FC
00分:加藤毅(愛媛)
08分:友近聡朗(愛媛)
29分:鈴木滋(ホンダ)
33分:向島満(ホンダ)
35分:増田勝文(ホンダ)
36分:友近聡朗(愛媛)
40分:古橋達弥(ホンダ)
71分:鈴木滋(ホンダ)
83分:吉田幸生(愛媛)

携帯電話で速報をドキドキしながら確認した試合。試合開始早々にアウェイ愛媛が2点を先制する。しかしホンダが29分からの6分間で3点とって試合をひっくり返すが、その1分後に愛媛のハート&ソウル友近が同点弾。さらにJFL得点王のホンダFW古橋が追加点をとって前半で4−3、ノーガードの様相に。後半はホンダが5点目をとって試合を決めたにみえたが愛媛が4点目を加えて最後まで濃ゆい白熱のゲームだった模様。こんな勝負が全席たった千円で見られますよ、JFL
とにかくホンダは天皇杯の出場権を獲得。愛媛と草津の勝ち点差は変わらず、の結果でもある。

国士舘大学 3−2 群馬FCホリコシ
28分:半田武嗣(国士舘
31分:藏川洋平(群馬)
40分:半田武嗣(国士舘
62分:森陽一(群馬)
76分:北脇里規(国士舘
佐川印刷SC 1−0 SC鳥取
34分:阿岸勝(佐川印刷
デンソー 0−1 ソニー仙台FC
85分:小林友綱ソニー
ザスパ草津 1−2 YKK AP FC
33分:朝日大輔(YKK)
87分:堺陽二(草津
89分:長谷川満(YKK)

群馬FCホリコシは久々の横浜FMコンビの得点も競り負け。後半は小松原も投入して攻めまくったようだけれど、う〜ん。後期は草津と土日で開催が分散したりとスケジュールの都合がつくので出来るだけ応援だ。