25番目にスゴイ人はアレックス・ロドリゲス。

http://sports.espn.go.com/espn/espn25/story?page=listranker/results
多様なスポーツ情報を発信している情報チャンネル「ESPN」が25周年記念を祝し、1979〜2004年までの様々なベスト25を解説者やネット投票などで集計、発表している。そこで選ばれた「1979〜2004年の全米ベストアスリート25」は以下のとおり。

●TOP 25 ATHLETES
01. Michael Jordan 
02. Wayne Gretzky  
03. Lance Armstrong   
04. Tiger Woods 
05. Jerry Rice  

06. Joe Montana 
07. Magic Johnson   
08. Larry Bird    
09. Barry Bonds   
10. Barry Sanders  

11. Carl Lewis   
12. Cal Ripken    
13. Pete Sampras    
14. John Elway    
15. Emmitt Smith    

16. Dan Marino    
17. Mario Lemieux   
18. Roger Clemens    
19. Shaquille O'Neal   
20. Lawrence Taylor   

21. Sugar Ray Leonard   
22. Martina Navratilova   
23. Patrick Roy    
24. Jackie Joyner-Kersee 
25. Alex Rodriguez   

NFLからは5位の「史上最高のWR」ジェリー・ライスが最高位。QBでは、ライスと幾多の伝説を作った「マジック」モンタナが6位。我がデンヴァーの「ミラクル」ジョン・エルウェイが14位。「最強の豪腕QB」ダン・マリーノが16位。スーパーボウルで勝っているかどうかの差かなあ。能力的に違いはないと思うし。その結果がわずかな差を生んだのかも。

RBでは10位に「デトロイトのライオンキング」バリー・サンダース、15位に「ダラス・トリプレッツ」エミット・スミス。この2人で90年シーズンから長きに渡りリーディングラッシャーを分け合っていたのだし、当然の選出。チームとしてはスーパーボウルに出場すら出来なかったバリーがスーパー3冠のエミットより上にいるのは、最強アスリートが集うNFLですら「バリーはレベルが違う」と思わせる、あの特撮のようなラッシングの印象か。マラドーナの5人抜きもスゴイが、プレイオフのダラス戦での7人抜きもスゴイし。

ディフェンスからは、ただ一人LBローレンス・テイラーが20位にランクイン。彼がNFLのアウトサイドラインバッカーの定義と戦術を変えてしまったのだから、これも当然だろう。スーパー制覇したNYジャイアンツの最強LBカルテット「ローレンス・テイラー&カンパニー」とか思い出す。

3位のアームストロングで判るように、4大スポーツに限らずゴルフやテニス、陸上やボクシングなど広くランクインしているところがESPNらしい。同じ企画を日本でやったらどうだろう。79年よりこちらだから「オールタイムナンバーワン」当確の長嶋茂雄が入らない。この25年で誰が日本人の最高アスリートだろうか。中田英寿? イチロー? 野茂英雄? 高橋尚子? 田村亮子? 千代の富士? 「長嶋不在」で一気に面白い企画になるんじゃないかな。