甲府でもスタジアムの改修が行われますよ。

ヴァンフォーレ甲府はエライ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040826-00000077-mailo-l19

●サッカーJ2 VF甲府のホームスタジアム、座席増設を検討
サッカーJ2、ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)がJ1に昇格する条件の一つであるホームスタジアム・小瀬陸上競技場の改修問題で、県は、今年「機運盛り上がる」知事、会見で明言

度内にも改修費用を予算計上する方向で検討に入った。同競技場の座席数は現在1万席。J1基準(1万5000席)を満たすため、新たに5000席を増設する工事となる。
山本栄彦知事が25日の定例記者会見で「建設、拡張する方向に向かっている」と明言した。「機運は盛り上がっている。今季が駄目でも無駄にはならない」とも述べ、今季の成績にかかわらず改修する方向という。

一時期の深刻な経営危機を乗り越えて、J1昇格も現実的な目標となり、ついに知事と行政を動かした。ヴァンフォーレ甲府とサポの方々がつかんだ「勝利」とも云える成果だろう。知事に「今季が駄目でも無駄にはならない」とまで云わせてしまった。

VF甲府は山日YBSグループ、県、甲府市などが出資し、現在、リーグ5位。来季からJ1は2チーム増えるため、年間順位1位と2位のクラブは自動的に昇格し、3位がJ1最下位のクラブと入れ替え戦を行う。

Jリーグ経営諮問委員会は今月初め、VF甲府などJ2の上位クラブを対象に経営状況などの聞き取り調査を実施した。VF甲府は01年度以降、3年連続して単年度で黒字。今季もホーム平均観客数が目標の5800人を上回り6356人と好調で、4年連続で黒字が見込まれている。

9月に開かれるJリーグ理事会で、昇格可能かどうかが審査される。経営面で大きな支障はないとされ、残るは成績とホームスタジアムの改修が焦点となっていた。

県は、競技場のバックスタンドかゴール裏のサイドスタンドへの座席の増設を検討。仮に来季から昇格が決まっても来春の開幕には工事完了が難しいため、その場合は工事を行いながら競技場を利用することになるという。

「3位でシーズンを終了しても、入れ替え戦に進めないのでは」という懸案もこれで払拭され、監督・選手・スタッフも大いに励みとなるだろう明るいニュース。他所様のお話でも「スタジアム改修決定」と聞くだけでうれしくなるのは「プロサッカークラブが地元コミュニティの理解と協力を得られていること」を感じるからだろう。こうなるとコミュニティのサポートに応えるためにも、甲府のJ1昇格を応援したい。