JFL後期第10節。大塚製薬が今季2位以内を確定し、J加盟条件を全て満たす。

SH772004-10-25

まずは、J's GOALの「デンソー大塚製薬戦」のプレビュー記事要点を抜粋紹介。
http://www.jsgoal.jp/club/2004-10/00012797.html

●四国初のJクラブ誕生!?大塚製薬、昇格への必要条件まであと一勝
チームが発足し、今年で50年目を迎えた大塚製薬サッカー部は、創部50年という大きな節目にJリーグへの昇格を果たそうとしている。JSLや、1992年より始まった以前のJFLでも常に安定した成績を残してきた同クラブは、1999年にスタートした新JFLでも毎年着実に順位を上げ、遂に昨年は悲願の初優勝を飾ることとなった。

今シーズンは夏頃からケガ人が続出したり、累積警告での出場停止が重なるなど、後期は前期に比べてベストメンバーが組めない試合が続いたが、リーグ戦・天皇杯での連敗以降、田中監督は「闘う気持ち」でチームを再生。登録メンバー全員で勝ち点3を積み重ねてきた。そして、前節(9節)からはベストメンバーが揃い、改めて連勝街道への軌道修正となった。

今回の試合に勝てば、Jリーグ昇格の為の「原則JFL2位以内」という条件をクリアー出来る。

「2位以内確定」は3位Honda FCとの勝ち点計算による。先立って土曜日23日に行われた「国士舘大学Honda FC」はホンダが勝利し、勝ち点を50とした。大塚製薬デンソー戦に勝利すれば、勝ち点は66。ホンダが残り5試合を全勝しても、勝ち点は65にとどまるため、2位以内確定となる。
さて、注目のゲームの結果は!! 
http://www.jfl-info.net/

10月24日(日)13:00 豊田陸上競技場  
デンソー 0−11 大塚製薬
06分:鎌田祥平(大塚)
09分:林威宏(大塚)
20分:片岡功二(大塚)
25分:片岡功二(大塚)
27分:大島康明(大塚)
57分:林威宏(大塚)
76分:林威宏(大塚)
81分:大坪博和(大塚)
85分:大坪博和(大塚)
87分:大坪博和(大塚)
89分:原田慎太郎(大塚)

_| ̄|○ 公開処刑JFLレコード更新だそうで。
デンソーが「徳島ヴォルティス・J2出陣前の儀式」の生け贄のような扱い。ここまで差があるわけないので、前半30分くらいで緊張の糸が切れてしまったのかな。元々こんな順位とパフォーマンスなチームではないだけに、来季の建て直しを期待したい。デンソーのGK澤田和樹(前水戸HH所属)は世代別日本代表にも選出されたこともある人材で、群馬で観たときも好パフォーマンスを見せていた。この大量失点のショックが長引かなければいいけれど。
ゲーム後の大塚製薬の田中監督と選手たちのコメントもJ's GOALに。
http://www.jsgoal.jp/club/2004-10/00012819.html

J加盟条件を運営・設備・成績面ですべて満たすことになった大塚製薬こと、徳島ヴォルティス。あとは12月に行われるJリーグ理事会の正式承認を待つだけとなった。オメデトウございます。こうなった以上、11月5日のザスパ草津戦は「なんかユルユルだね」な状態でお越しくださいませ。