「鹿児島から目指せＪ」ヴォルカ鹿児島の前田監督と野田コーチが退団決定。

●ヴォルカ鹿児島・前田監督と野田コーチが退団へ
サッカー九州リーグのヴォルカ鹿児島を２季にわたって率いてきた前田浩二監督兼選手（35）と、野田知コーチ兼選手（35）が退団することが12日、分かった。13日に鹿児島市で会見し正式発表する。
前田監督と野田コーチは2003年２月に、Ｊリーグ昇格を目指し再スタートを切ったヴォルカに入団。選手兼任スタッフとして03、04年の九州リーグで中心選手として活躍した。球団は財源難から組織再構築への取り組みを進めており、２人の退団はその一環とみられる。前田監督は鹿児島市出身、鹿児島実高卒。J1から地域リーグまで10チームでプレーし、横浜フリューゲルスでは選手会長として、1998年度天皇杯優勝に貢献した。野田コーチは北海道室蘭市出身。横浜マリノスで天皇杯やリーグ優勝を経験している。

先日エントリーした情報のように財政難解消と組織改変の一環での退団だとか。前田監督と野田コーチはお疲れ様でした。そして、来季の態勢はどうなるのでしょうか。続報待ち。
追記。ニッカン１月14日付で続報がありました。。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050114-0004.html

●ヴォルカ鹿児島前田監督が神戸コーチに
神戸が今季の新コーチに、元神戸DFでヴォルカ鹿児島（九州リーグ）の前田浩二監督（35）を招へいする見通しとなった。松永新監督の松下電器（現Ｇ大阪）時代の同僚でその指導力、人間性を熟知されていることで白羽の矢を立てた。近日中に正式決定する。また、昨年まで筑波大監督を務めた元Ｇ大阪DFの木山隆之氏（32）はユース監督に就任予定。神戸は下部組織の充実を目指しており、昨年から有能なスタッフを探していた。

先日のエントリーで紹介の南日本新聞短期集中連載で、

「鹿児島からＪリーグへ」という理想に共鳴しチームに加わった前田。来季の契約を前に、J1神戸などから強化部入りやコーチ就任の話も来ている。「逃げたらどんなに楽かと思うが、選手や応援してくれる子どもたちは裏切れない」。気持ちは揺れている。

とあったとおり、ヴィッセル神戸で再出発に。頑張ってください。またヴォルカ鹿児島の今後の体制はまだ公式な発表はありませんが、鹿児島テレビの報道では。
http://www.kts-tv.co.jp/index.php

●ヴォルカ鹿児島前田監督退団へ
サッカー九州リーグヴォルカ鹿児島の元Ｊリーガー、前田浩二監督と野田知選手が退団することになりました。
ヴォルカ鹿児島は、おととし鹿児島出身でジュビロ磐田などでプレーした前田浩二さんを監督に迎え、将来のＪリーグ入りをめざしてきました。
その効果でおととしは九州リーグで２位、去年も３位と健闘していますが、関係者によりますと財政的な問題から厳しい運営が続き、今シーズンはプロ契約を結んでいる前田監督と野田選手とは契約を更新せず、純粋なアマチュアチームとして全面的な体制の見直しを図るということです。

さらに追記。１月14日付南日本新聞より追加情報部分をピックアップ。
http://373news.com/2000picup/2005/01/picup_20050114_6.htm

●ヴォルカ　前田監督ら退団を発表「財政難プロ抱えきれず」
ヴォルカ鹿児島は、前田浩二監督兼選手と野田知コーチ兼選手が今月末の契約満了をもって退団すると発表した。会見には２人のほか、球団代表代行として出席した山崎亨鹿児島県サッカー協会理事長と、源隆広球団副代表も同席。退団の理由について山崎理事長は球団の財政事情を挙げ、来季の体制については２月に発表するとし明言を避けた。
会見では、山崎理事長が「２人の退団は断腸の思いだ。Ｊリーグ昇格への柱として招いたが、財政基盤が確立できず球団にプロ選手を抱えることができなくなった」と事情を説明。「彼らの退団は決して後退ではない。プロを目指す目標は変わっていない」と強調した。
２人は来季、Ｊ１ヴィッセル神戸のフロント入りする予定。

当面は、純粋なアマチュアチームとして九州リーグに臨み、新体制は２月に発表予定。また前田監督ともに野田コーチもヴィッセル神戸入りですか。新天地が決まって良かった良かった。
鹿児島実業高校の高校サッカー選手権優勝や、輩出している日本代表とＪリーガーの数を考えても、ポテンシャルの高さは充分な地域である鹿児島県。ヴォルカ鹿児島も体制を立て直してＪを目指して欲しいところです。