「岩手から目指せJ」グルージャ盛岡、ベガルタ仙台MF西洋祐を獲得。

ニッカン東北版1月20日付より。http://www.nikkansports.com/ns/tohoku/vegalta/p-th-tp1-050120-0002.html

J2仙台から戦力外通告を受けていたMF西洋祐(21)が、東北社会人リーグ1部のグルージャ盛岡(岩手)へ移籍することが19日、明らかになった。西は、04年に仙台ユースから初のトップチーム昇格を果たした生え抜き選手。
Jリーグ合同トライアウトなど複数クラブの入団テストを受けていたが、今週中にも正式契約を結ぶ見込みだ。

西洋祐(にし ようすけ)選手に関連記事はサンスポ東北版12月2日付と10日付けより。
http://www.sanspo.com/tohoku/top/th200412/th2004120202.html

●西、仙台から戦力外通告も“見返し魂”メラメラッ
J2ベガルタ仙台から戦力外通告を受けたMF西洋祐(21)が1日、現役続行を表明。同日から泉サッカー場でスタートした冬季練習に参加した。新たな移籍先を求めて他球団の入団テスト、さらにはトライアウトに積極アタック。前日に発表された戦力外通告にも、下を向いている時間はない。
「最初は驚きました…。でも、すぐに切り替えました。別のチームでやって大きくなればいいのではないか…という気持ちになりました」
生まれも育ちも仙台。「初めて仙台を出て行くことになりますが、何か不思議な感じがします」と複雑な胸の内も明かしたが、ノスタルジーに浸っている場合ではないことを西自身が最もよく自覚している。
仙台でかなわなかったJ初ゴールを新天地で決める。西の新たな挑戦が始まった。

http://www.sanspo.com/tohoku/top/th200412/th2004121002.html

ジュニアユースからの“生え抜き”ながら、今季終了後にJ2ベガルタ仙台から戦力外通告を受けたMF西洋祐(21)が、J2モンテディオ山形のセレクションを受けることになった。
まだ21歳…。ここでサッカー人生を終わらせるわけにはいかない。MF西のボールに向かうひたむきさは、この日の冬季練習にも十分にじみ出ていた。
「とにかく、がんばるだけですから」
小学生の時から仙台一筋でサッカーを続けてきた西が決意の表情でコメント。新天地探しのセレクション、その最後を飾るのが山形。山形はFW2人を含む7人に戦力外通告をしており、攻撃型の西が入る門は狭いが、それでもチャレンジする。

仙台市出身であり、ユースからトップチームへ昇格した第1号選手ということもあって、人気も高かった西選手がグルージャ盛岡へ移籍。

チーム関係者は「人気も実力も兼ね備えている選手。将来的にチームの中核を担う素材」と期待を寄せた。西は「熱心に誘ってもらい心を突き動かされた。常に高い意識を持ちながらフレッシュなチームで上を目指したい」と話した。

ベガルタでは思うようなプレーが出来なかったようだけど、グルージャの期待は熱く大きい。本人もやる気まんまんのようだし、まだまだ21歳の指令塔には、グルージャをJへ導きつつ、自身もその中で成長していってもらいたいですね。やはり試合に出てナンボ、だと思うし。