新生徳島ヴォルティスが初練習試合。新戦力組も元気ハツラツ。

徳島新聞、1月23日付より。http://www.topics.or.jp/t-jleague/2005/0123-2.html

●“つなぎ”に手応え 練習試合、DF陣は安定感
22日、初の練習試合を行ったJ2の徳島ヴォルティス。関西社会人リーグの三洋電機洲本を相手に、2勝1分けだった。17日の初練習から精力的に続けている走り込みや筋力トレーニングで、疲れはピークに達していた。そんな中、田中真二監督の目指す「つないで崩すサッカー」を体に覚えこませようと懸命にプレーした。
3−5−2で臨んだ。FWは大島康明羽地登志晃が先発。3分、右サイドの片岡功二のセンタリングを、ゴール前の大島が右足で決めてチーム初得点を記した。2試合目から出た小林康剛は、左右の足で強烈なシュートを披露した。MFのボランチには秋葉忠宏が先発。大きなサイドチェンジで持ち前の展開力をアピールした。途中出場の鎌田祥平は2試合目15分、右サイドをドリブルで上がり、ミドルシュートを決めた。谷奥優作、冨士祐樹挽地祐哉のDF陣は安定感をみせた。
24日から5日間は、基礎体力をつけるため高知県春野総合運動公園で1次合宿を行う。

ちょっこす見ないうちに、徳島ヴォルティスが強くなってるよ!(意味もなくネゴシックスで)
新戦力組と大塚製薬組の融合で試合に臨んでいるのですね。大塚製薬のスキがなく鋭いサイド攻撃のサッカーがバージョンアップすると、果たしてどんなサッカーになりますやら。よりスキがなく、さらサイド攻撃が鋭いサッカーなんでしょうか。

●「意識は伝わった」
「パスを速く、正確に」。試合前、田中監督が選手に指示したのはこの一点だけ。初の練習試合は速いパス回しから、サイド攻撃を仕掛ける戦術の徹底が狙いだった。試合後、監督は「連係はまだよくないが、パスをつなごうとする意識は伝わってきた」と手応えを感じていた。
選手は17日の初練習以降、体づくりの真っ最中。早い時期の実戦について「互いの癖を知ることができる。あとは気分転換」と説明した。24日からの1次合宿に向けては「44試合の長丁場を戦い抜くため、体をつくる場」と語った。
FW大島康明:(チーム初得点を挙げ)「練習試合とはいえうれしい。公式戦でも得点できるよう、合宿でしっかり調整して開幕戦に備えたい」
MF秋葉忠宏:(ボランチとして先発)「筋肉痛でボールが足につかない場面もあったが、この時期としてはまずまずの出来。声がよく出て雰囲気はいい」
DF挽地祐哉:(右サイドでフル出場)「3バックはあまり経験していないので、パスミスをしないよう心掛けた。徐々に各選手の特徴も分かってきた」

各選手のコメントも手ごたえがありそうで。また新戦力組に秋葉や伊藤のような頼れるベテランがいるのはとてもいいことなんじゃないかな。いわば2つのチームが1つになるような今のヴォルティスで、新加入の選手達の話を聞いてあげられて、なおかつ大塚製薬の選手からも敬意を払われるような実績がある選手がいれば、チームをよりひとつにまとめていくのも早まるだろうし。
また記事にあった先発と交代メンバーを考えると、布陣はこんな感じですかな。

徳島ヴォルティス三洋電機洲本戦(練習試合)
●スターティングメンバー
GK:川北
DF:冨士、谷奥、挽地
MF:秋葉、筒井、片岡、大場、田中
FW:大島、羽地
●サブメンバー
MF:原田、鎌田、金 FW:小林
●フォーメーション(3−5−2)
−−−羽地−−大島−−−:小林
−片岡−−田中−−大場−:原田、金
−−−筒井−−秋葉−−−:鎌田
−−谷奥−冨士−挽地−−
−−−−−川北−−−−−

JFL連覇の大塚製薬にJリーガーが加入して、層が厚くなっていますな。ベテランが要所要所に配置されているし、なにかとても「滅多なことでは慌てない」チームになりそう。加盟1年目なのに。
さて、選手個々の背番号などについては徳島ヴォルティス公式より。http://www.vortis.jp/news/press20050119_3.html

●選手・ユニフォームお披露目パーティーについて
1月30日に行われる選手・ユニフォームお披露目パーティーについて、お知らせいたします。
日時:2005年1月30日(日)17:00〜
場所:ホテルグランドパレス徳島(徳島市島本町西1-60-1)
内容:選手・ユニフォームお披露目 選手・新背番号も発表いたします。

ということで、正式発表は今月30日に。それまで待てないヒトは徳島新聞の詳しい全選手紹介ページがオススメ。http://www.topics.or.jp/t-jleague/member/

徳島ヴォルティス選手紹介
Jリーグ2部(J2)に来春から参戦する「徳島ヴォルティス」の陣容が、次第に固まってきた。夢舞台での飛躍を誓うJリーガー。契約を終えた前大塚製薬所属の選手の経歴や抱負を紹介する。

顔写真をクリックすると、プロフィールや今季の抱負が読めますよ。ちょっこす見ないうちに、秋葉さんが気合入っているよ!