徳島ヴォルティスが街頭挨拶と新チーム披露パーティ。J仕様ユニフォームと選手背番号も発表に。

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まずは全体の要点を簡潔におさえてくれたニッカン1月30日付から。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/f-sc-tp0-050130-0030.html

●J2徳島が新チーム披露パーティー
J2に新加入する徳島ヴォルティスの新チーム披露パーティーが30日、徳島市内で行われた。集まった関係者やサポーターを前に、選手を代表して谷池洋平主将が「気持ちが高まってきた。応援よろしくお願いします」とあいさつ。
披露されたユニホームはデザインと機能の融合がテーマ。肩回りの動きがスムーズなつくりで、基調色のブルーは徳島市内を流れる吉野川などを表現している。
徳島はすでに高知県でのキャンプを終了。今後和歌山県でのキャンプを経て、3月5日のJ2開幕戦(対仙台)を迎える。

注目の背番号から。こちらはヴォルティス徳島公式より。
http://www.vortis.jp/news/press20050130_1.html

徳島ヴォルティス2005メンバー
監督:田中真二
GK:1川北裕介・21山口篤史・22古田泰士
DF:2谷奥優作・3石川裕司・16挽地祐哉・19小峯隆幸・20大森健作
  25谷池洋平
MF:4鎌田祥平・5筒井紀章・6大場啓・7原田慎太郎・8伊藤彰
  11片岡功二・14田中大輔・15冨士祐樹・17秋葉忠宏・23金位漫
  24小山拓土
FW:9林威宏・10大島康明・13小林康剛・18羽地登志晃

そして、徳島新聞1月31日付に詳しく。

http://www.topics.or.jp/t-jleague/2005/0131-2.html

●背番号決まり決意新た 披露パーティーで一人ひとり紹介
30日開かれたJ2の徳島ヴォルティスの新チーム披露パーティーで発表された背番号。選手は決意を新たにユニホームに袖を通した。
会場の徳島市内のホテルグランドパレス徳島では、選手一人ひとりの写真がスクリーンに映し出され、背番号が紹介された。前大塚製薬サッカー部から移った15人は、ファンになじみがあることから大塚時代と同じ背番号になった。

そう云われれば、大塚製薬からの選手はみな同じですね。JFLを席巻した林・大島のツートップは今季も9・10番ですな。

10番に決まったFW大島康明は「ストライカーの番号なので厳しいマークを受けるだろうが、チームの得点源になる」と意欲十分。正キーパーの1番をつける川北裕介は「責任の重さを感じる。番号に恥じないようにゴールを死守する」と表情を引き締めた。
新加入した9人は、新たな背番号に「気持ちを新たにピッチに立てる」。アルビレックス新潟から移籍したMF秋葉忠宏は「ヴォルティスの17番は秋葉だと早く覚えてもらいたい。徳島のサッカー少年が17番をつけたがるようなプレーを見せたい」と話した。

こういう時にキチンとしたコメントが出せるベテラン秋葉さんです。またお披露目されたユニフォームは、同じく徳島新聞の記事に写真がアップされてます。
http://www.topics.or.jp/t-jleague/2005/0131-1.html
http://www.topics.or.jp/t-jleague/2005/0131-3.html

●新ユニホーム2種類発表 チームお披露目に300人
J2の徳島ヴォルティスは三十日、徳島市内のホテルグランドパレス徳島で、新チームの披露パーティーを開催。公式戦で着るホーム用とアウエー用の二種類のユニホーム、選手の背番号を発表した。
ホーム用は、吉野川や徳島の青空をイメージした青色を基調とし、上着の両サイドには紺色のラインを入れている。アウエー用は白色を基調に、上着の両サイドのラインはホーム用ユニホームと同じ青色にした。
デザインはホーム用もアウエー用も同じ。胸の左上に「徳島ヴォルティス」のロゴ、右腕にはJリーグチームを表す「J」が輝いている。素材は運動性を重視。肩回りが楽に動くようなつくりで、通気性を高めて軽量化も図った。
ユニホームに袖を通した谷池洋平主将は「柔らかくて着心地がいい。これを着て試合をするのが待ち遠しい」と話した。
パーティーには飯泉嘉門知事をはじめ、運営会社への出資会社やチームの関係者、サポーターら約三百人が出席。選手は一人ひとりが紹介された後、各テーブルを回って来場者に今季の活躍を誓っていた。
●開幕戦待ち切れない ファンら、ユニホームに感慨深く
谷池洋平主将ら所属する二十四選手全員が一人ずつステージ上に呼ばれると、ファンから大きな拍手がわいた。新ユニホームのお披露目もあり、ホーム用の青、アウエー用の白の二種類が登場すると、会場からどよめきも。

胸スポンサーにはJFLから変わらず、母体である大塚製薬が決定しており昨季同様「POCARI SWEAT」の文字が。新ユニはホーム・アウェー用ともにJFL時代より、さらに洗練されたデザインですよ。このパーティに先だって、6市町で選手が街頭挨拶を行い、今季の応援をお願いしつつサインなどに応じたとか。地域密着に余念がありません。
高知での1次合宿は28日で終了し、29日には阪南大との練習試合を行なったとか。
http://www.topics.or.jp/t-jleague/2005/0129-2.html

●1次合宿打ち上げ 田中監督「意義ある5日間」
J2の徳島ヴォルティスは28日、高知県春野総合運動公園での1次合宿を打ち上げた。田中真二監督は「5日間と短期間だったが、意義のある合宿だった。チームの雰囲気はよく、毎日充実していた」と話した。
練習は午前だけで、同運動公園陸上競技場で15分ハーフの紅白戦などを行った。連日の厳しいトレーニングの疲れから選手の動きはやや鈍かったが、伊藤彰らJリーグ経験者は随所に技術の高さを披露。羽地登志晃大島康明のFW陣は、積極的にシュートを放っていた。
正確なロングパスで攻撃を組み立てていた秋葉忠宏は「今後は練習試合や2次合宿でしっかり戦術確認をしていく」と意欲満々。豊富な運動量をアピールした片岡功二も「順調に体力づくりができた。実戦を通して仕上げていきたい」と言っていた。

http://www.topics.or.jp/t-jleague/2005/0130.html

●5−0で快勝 阪南大と練習試合、パス回しでほんろう
J2の徳島ヴォルティスは29日、徳島市川内町の大塚製薬グラウンドで阪南大と練習試合を行い、関西学生リーグ1部で昨季3位の阪南大に5−0で快勝した。
リハビリ中の9人を除く15人が出場。28日に1次合宿を終えたばかりで動きはやや鈍かったが、速いパス回しで阪南大をほんろうした。前半19分、左サイドからのセンタリングを羽地登志晃が頭で先制。42分には伊藤彰が2点目を決めた。ボランチ秋葉忠宏からトップ下の田中大輔につなぎ、前線にラストパスを送るというパターンでチャンスをつくった。
後半も片岡功二や大場啓のサイド攻撃などで攻め込み、伊藤、小林康剛、大場が得点した。DFはリハビリ中の選手が多く、鎌田祥平ら本来はMFの選手が務めたが、無失点だった。
田中真二監督は「パスを回して、積極的に前に向かっていくという姿勢がうかがえた」と話した。

9人がリハビリ調整中でDFの谷池キャプテン、スタメンGK川北、エースFW林らを欠きながらも、ボランチ秋葉やトップ下田中大輔&伊藤彰が中盤を支配し、大塚製薬からのご自慢両SHの片岡&大場コンビも健在と、なんかもう、いい感じです。