FCホリコシ三輪新監督に上毛新聞がインタビュー。

地元紙上毛新聞1月30日付より。

JFL2年目のFCホリコシ 三輪和幸新監督に聞く
チーム名称を変更し“再スタート”を切ったJFLFCホリコシ。新たに「地域密着」を掲げ、Jリーグ入りを目指す2季目は3月27日に開幕する。元Jリーガーを積極補強するなど、初制覇を視野に入れる勝負の年。2月1日の本格始動を前にヘッドコーチから昇格した三輪和幸新監督(43)にチーム状況を語ってもらった。
―ベテラン選手が引退する中で、それを補うように元Jリーガーらを補強している。戦力はどうか。
「昨年のチームをベースにいい補強ができている。(新加入選手は)即戦力として期待しているし、そうなってもらいたい。ただ、昨年からの選手も含めて、みんなで競争してほしい。その競争が2月1日から始まる」

昨季のスタメンクラスでは、FW町田多聞と右SB小山大樹が抜けており、ベテランMF菅野に北原、DFでは小川が引退を表明しています。さらにFW小松原が湘南ベルマーレのテスト生となるため退団するなど、昨季の主力は健在ながら、1シーズン戦う選手層の拡充はやはりしておきたいところです。この点に関して、三輪監督はかなり補強が出来たと語っていますね。

―今季も攻撃的なスタイルでいくのか。
「優勝するには昨年以上の攻撃力が必要。ただ攻撃、攻撃と言っても、いい攻撃をするにはいいディフェンスをしないといけない。その点ではポイントであったDFも補強できた。失点も少なくなると思う」
―新加入といえば、J2湘南ベルマーレからFWアマラオが加わるが。
「実績も経験もある選手なので、若い選手に今までの経験を伝えてほしい。プレーでの活躍だけでなく、そういう部分も期待している」
―ことしはチームに「地域密着」というコンセプトができた。
「この前の署名活動みたいに、こっちが(街へ)出て行きたい。日程が合えば、少年サッカーの催しにアマラオを出したりもしたい。地道に地域と密着を図っていこうと思う」

FCホリコシの布陣は、中盤をボックスにした4−4−2。4バックとボランチ2枚でキッチリ守備を固めて、前線の4人が大胆に入れ替わり、サイドバックの攻め上がりなどをアクセントに得点を狙うスタイルが主です。また攻守の切り替えスピードが生命線でもある中で、アマラオらを加えて、どうやってバージョンアップを図るか興味が尽きません。アマラオ高崎市のイベントなどにゲスト出演するならサインもらいたいですよ。やっぱし。

―開幕までの予定は。
「2月いっぱいはフィジカルを鍛え、3月にはゲームを多く取り入れる。3月はチームの戦い方やシステムを固めていく時期になる」
―今季の目標は。
「優勝を狙っていきたい。前期15試合を全勝するぐらい、勝ちにこだわる。選手からもそういう意気込みが伝わってくる。開幕が楽しみ」

Jリーガーの補強もかなり進み、個人的には昨季以上の上位成績を狙えるのでは、と思っていますが、三輪監督は優勝狙いですか。インタビュー中でも課題だった守備の補強にも手応えがありそうなので、期待したいです。