ザスパ草津が「J's GOAL 2005キャンプレポート」に登場。
J's GOALより。http://www.jsgoal.jp/club/2005-02/00016418.html
●2005キャンプレポート ザスパ草津編
ザスパ草津は、宮崎の高原町総合運動公園で2次キャンプを行っている。すでに行われた１次キャンプは温暖なハワイのオアフ島。テーマは「体力強化」。これは、まずまずの仕上がりだったという。このキャンプにはもうひとつの隠れテーマがあった。「格安」である。１月19日から２月３日までの２週間のキャンプ費用は約500万円。これはＪ２の他のチームの半分から３分の１。格安チケットに自炊まで取り入れ、１日１人あたり約１万円で抑えた（関係者談）という。
また貧乏ネタ・・・（ ´・ω・｀）。格安航空チケットは、ありがたきスポンサーであらせられるユナイテッド航空様の格別のご高配を得てのもの（これくらい持ち上げておけば大丈夫だろ。なにが？）。「貧乏」よりは「営業担当さんの努力」を見てやってくださらんか。
いっそ貧乏キャラで押し通すなら「さいしんカップ会場は群馬から近いので、ザスパイレブンはヒッチハイクで来ました」とウソをつくのはどうか。全米が泣くかもしれませんが。ダメですか。そうですか。
実は草津では、キャンプらしいことをするのは今年が初めてだそうだ。昨年までは、地元の雪の少ない駐車場で練習していた。ほとんどの選手が、スーパーのレジ打ちや旅館・ホテルでの布団の上げ下げなど副業を持っての練習だったので「サッカーだけに専念できる環境は夢のようだ」（寺田武史選手）という。
地域リーグやJFLで、温暖な遠方で合宿するチームは珍しいのじゃないかな。だからザスパ草津もキャンプは初。それにしても寺田のコメントは涙を誘う。貧乏ネタとかいづこも似たような社会人サッカー環境とかではなくて、この３年間頑張って左サイドを走りつづけて掴み取った、今の「Ｊリーガー」としての環境だからね。
２次キャンプのテーマは、「戦術浸透と実践」。22日は、大宮との練習試合が行われた。メンバーは前半・後半で総入れ替え、結果は前半小田島隆幸選手のゴールにより１−０で勝利。ここ連日の練習試合で選手の疲労もピークに達しているものの、手塚聡監督の戦術もしっかりと浸透し、監督の目指す、「攻撃的なサッカー」を実践することができた。
無失点は良しとして、加えて得点者がオダジーですよ。セットプレーもＪに通用しそうな感じ。「攻撃的なサッカー」とかメディア好みのあいまいなレッテルはどうでも良いので、手塚監督には今季の目標を達成しつつ、今後を見据えたサッカーを実現してもらいたいですね。
「ゲームによって出来、不出来はあるが、これからＪ２で戦っていく手応えは掴めた。キャンプ序盤では戦術にせよ、メンバーにせよ全く白紙の状態だったが、１次２次キャンプをこなしてきた中で、自分の頭の中では固まってきた。しかし、Ｊ２は44試合と長丁場なだけに出場停止やケガの選手も出てくるだろう。そのために今は、メンバーを固定せず、いろいろな組み合わせで試している状況だ」（手塚監督）
システムも昨年は３バックだったのが、今季からは４バック。「練習試合で通用するものとしないものが分かってきたので、通用したものを取り入れていきたい」（手塚監督）とのこと。
随分と多くの選手を頻繁に起用するなあ、と思っていましたが、Ｊ２の長丁場を戦う選手層の構築と戦術の浸透を図っていたわけですね。このあたりＪ２リーグ戦を知り尽くしている手塚監督ならではの安心感があります。
Ｊリーグでの経験がない選手が多い中、特にチームを引っ張るのは、元水戸でＪ２経験者の高須洋平選手。「まだこのチームはＪリーグ未経験なので、１試合１試合行う中で掴んでいくしかない」と話す。長い集団生活の中で溜まっている疲れは、温泉で癒すという。「宮崎の温泉は、草津温泉に比べて酸が少ないため、物足りない気もしますが、気持ちいいですよ」と満面の笑みでインタビューに応えてくれた。
草津温泉は酸性度が高いですからな。今季も頼むよ高須洋平。ただ記事の「Ｊの経験がない選手が多い」てのは云い過ぎだけど。あえて云えば、比較的FW陣が経験が少ないか。
宮崎合宿の写真も４枚公開されていましたよ。ありがたい。
http://www.jsgoal.jp/photo/00006434.html ・・・ザスパが攻められてるような。
http://www.jsgoal.jp/photo/00006435.html ・・・新戦力で期待特盛・氏家英行。
http://www.jsgoal.jp/photo/00006436.html ・・・前橋育英一家長男・小久保純。
http://www.jsgoal.jp/photo/00006437.html ・・・小島さんはまだ負傷調整中の模様。
