「北九州から目指せJ」ニューウェーブ北九州、千疋美徳氏の新監督就任を発表。

ニッカンスポーツ九州版3月25日付より。
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/kl_1111754978.htm

ニューウェーブ北九州監督に千疋氏
ニューウェーブ北九州は24日、元J2鳥栖監督の千疋美徳(せんびき・よしのり)氏(41)が新監督に就任すると発表した。契約は4月1日から2年間で、同日から指揮をとる。
北九州市出身の千疋監督は読売クラブや浦和などでプレー。96年に福岡ブルックス(現J2福岡)で現役引退後は下部組織の指導にあたった。日本サッカー協会S級ライセンスを取得した00年からは母校九共大サッカー部監督を務め、03年に鳥栖監督、昨年は堀越学園高ヘッドコーチを務めた。

西日本新聞3月25日付では詳報とインタビューも掲載されています。
http://www.nishinippon.co.jp/nishispo/newwave/index.html

ニューウェーブ新監督に千疋氏 「故郷で全力尽くす」 JFL昇格目指し抱負
ニューウェーブ(NW)北九州」の新監督に決まった千疋美徳(せんびきよしのり)氏(41)は24日、北九州市役所での記者会見に臨み、「北九州は、生まれ、育ち、お世話になった地。JFL昇格を目指して全力を出したい」と抱負を述べた。
NWを運営する北九州フットボールクラブ(事務局・門司区)は発足から5年でJFL昇格という目標を掲げており、最終年となる今年はその成果が試される。今回の人事を、同クラブの籾井徹強化部長は「昇格のための切り札」と説明。初のプロ監督のさい配にチームの飛躍を託す。就任は4月1日。

「5ヵ年計画」の5年目なんですね。監督にかかる期待も大きいようです。

●千疋監督一問一答
―現チームの印象は。
「個々の選手の技術的分析はこれから。ただ、一つにまとまることができるチームという印象。可能性を感じている」
―チームづくりは。
「早い段階で選手とチームの特徴を把握し、適切な攻撃システムを見極めたい。取られたら取り返す。全員で守り、攻撃するチームが理想。90分フルに戦えるチームをつくる」
JFL昇格の切り札と言われているが。
「開幕(4月9日)まで時間がない。すぐに勝てるように、とはいかないが、後半巻き返して優勝に絡んでいきたい」
―地元ファンへ一言。
「個人的には、地元出身のJリーガーを呼び戻せるような強いチームをつくりたいという思いもある。地元のサッカーファンに目標や夢を与えられるよう、努力する。応援してほしい」

ロッソ熊本の池谷監督、FC琉球与那城ジョージ監督に加えて、今季の九州リーグに3人目のS級監督が登場。九州リーグ各チームの戦力もそうですが、指導者層の充実も進んでいますね。S級とれば明日から誰でも名監督ではありません。監督としての経験値を上げる舞台としてJFL地域リーグがあり、またS級監督を招聘できる条件と待遇を用意できる地域リーグクラブが増えてきていることは、やはり日本サッカー界の前進なのでしょうね。千疋監督も激戦の九州リーグが戦場ですが、頑張って下さい。