J'sGOALにて「横浜FC−ザスパ草津」戦プレビューがアップ。

SH772005-03-25

J's GOALより。http://www.jsgoal.jp/club/2005-03/00017464.html

●J2第4節 横浜FCvs草津プレビュー:ともに今季未勝利。横浜FCの攻撃力、失点の多い草津がそれぞれの課題と勝利に挑む。
横浜FCザスパ草津、共に今季は未だ勝利を味わっていないチームだ。

先週の札幌戦でも、こう書かれていた記憶がありますが。( ´・ω・`)

草津はケガ人が多く出たり、補強のために獲得した選手をスタメンで使えなかったりと、手塚監督も選手のやりくりが難しいところだ。前節の札幌戦では高須を左サイドバックにコンバートして攻撃のリズムを掴んだが、その高須もケガでしばらくは使えない。司令塔の山口は、出場停止が解けた前節からピッチ戻り、レベルの高さを見せつけた。しかし、山口が抑えられれば攻撃のバリエーションはかなり少なくなってしまう。そうなったときの攻め手がなかなか見えてこない。

高須が左サイドバックに入り、中盤やや後方から攻撃にバリエーションをもたらすのは想像以上に効果があったが、その試合で約1ヶ月の負傷を負ってしまう。ボランチの鳥居塚キャプテンと小久保は攻性の選手ゆえ、山口を助けて攻撃参加するだろうが、それが過去3戦でバイタルエリアの空きスペースとゴール前の人数不足をもたらし、大量失点の一因となっている。守備専のMF氏家は体調不良から回復しているのか不明。
記事ではチームJ初ゴールのFW宮川を推しているが、個人的にはおそらく左サイドバックで出場が予想される寺田が攻撃にバリエーションをもたらすキーパーソンだと思う。高須と違い、得意のコーナーまで駆け上がってのサイド攻撃を演出できるか、リスクを犯して寺田と依田の両SBが攻撃に移っているとき、散々破られて失点を繰り返しているサイド攻撃をどうケアするか、が攻守の課題となりそう。このゲームの勝敗や内容とは別に、寺田がとにかくケガをしてないことを希望。

一方、横浜FCシルビオトリニダード・トバゴ代表に招集されたためにトップ下が不在。また、右サイドの大友が出場停止と、なかなかスタメンを固定することができない。これまで通り、4−5−1で城を1トップに据えるのか、4−4−2に変更して、久保田かジェフェルソンと城を組み合わせるのか。
前線にボールが供給されなければ、城は下がってボールをもらおうとする。城を前線に張り付ける工夫は必要だろう。城が下がってしまうと、得点力がさらに下がってしまうからだ。

横浜FCには横浜FCの事情があるようで。

前節の鳥栖戦の反省を活かすという意味では、ボランチがどう攻撃に絡むかというところも見所になるだろう。ここまでの3試合で失点3の横浜FCは、両サイドハーフが高い位置で仕事ができれば、ボランチの1枚とサイドバックがもっと積極的に攻撃参加してもいいだけの守備力はある。残る1枚のボランチ草津の司令塔・山口を抑えていれば失点の可能性はそれほど高くないと思われるからだ。

チーム全体の攻守の切り替えがポイントとなる模様。ザスパの失点パターンと攻撃の停滞には、チーム全体の意志不統一もあり。さいしんカップからずっと続いている「中盤低い位置でのパスミスからピンチ&失点」は、こちらの攻撃に切り替わった時に、チーム全体の連動して攻撃に移っておらず、中盤で距離の近い選手同士でパス交換するなかでミスを犯しインターセプトされることが多い。まずはトップにあてる、サイドへロングボール、くらいの割り切りで、チーム全体で実行してもいいかもしれない。中盤省略の面白くないサッカーだけど、ケガ人続出の駒不足の現状では、出来ること・勝利に近づくことを試しても良いと思う。
とにかく今は、選手とチーム全体に自信を持ってもらいたいし、なにかキッカケを作ってもらいたい。今季の苦戦はモチロン必至だけど、いくらなんでもここまで得失点差が開くほど悪いメンバーではない。今の顔ぶれは間違いなく「チーム史上最高」なんだから。