九州リーグのインターネット全試合ライヴ中継構想を熊本県の企業が発表。

ニッカン九州4月8日付より。
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/kl_1112966251.htm

●Kyuリーグをネット中継へ
10クラブが参戦するKyu(九州)リーグにIT化の波が押し寄せた。9日開幕を控えた7日、福岡市内で会見を開き、ネットによる全試合ライブ中継構想の計画を明らかにした。カメラや実況を全会場に配置する本格的なもので、第1ステージ(S)で実験放送を行う予定。同リーグの藤家澄夫委員長は「今年は長崎、熊本、沖縄など話題チームが多く、全国的にリーグの注目度は高い。今後、九州各県の社会人連盟と(ライブ中継について)話し合って決めたい」と語った。地域リーグ単位でのネットライブ中継は異例なことだ。

「目指せJ」のチームがひしめき、その中で昨季優勝のホンダロックが示したとおり、企業チームも健闘している九州リーグ。「日本サッカー界の成熟と、今後の地域リーグのあるべき姿を体現している」のだと思いますが、映像配信の話も動いてきましたよ。

熊本市内に本社を置く建築関連会社がIT部門進出の一環で同リーグへ提案した。同社の担当者は「第2Sから本格的にライブ中継とオンデマンドで配信したい。Kyuリーグの選手がJリーグ関係者に見てもらう機会にもなる」と説明した。当初はネット中継を取り扱う提携IT会社が現場での映像制作を担当し、ネット上で有料会員を募集する。

「Jリーグ関係者に見てもらう機会にもなる」という意識はありがたいですね。有料会員と広告で運営されるのだと思いますが、採算ベースなど、今後のネット中継の先行モデルとなりそうです。