ロッソ熊本、ホーム開幕戦はロスタイム逆転弾で2−1の勝利。こちらは観客4000人超え。

熊本日日新聞4月25日付より。
http://kumanichi.com/rosso/kiji05/20050425.1.html

●九州リーグ 海邦銀行に辛勝 高部 終了間際劇的ゴール
水前寺競技場で海邦銀行SCとのホーム開幕戦を迎えたロッソ熊本は、終了間際にFW高部聖が劇的な決勝ゴールを奪い開幕3連勝、首位の座を守った。
ロッソは海邦銀行の組織的な守備に苦戦を強いられた。前半44分、FW嘉悦秀明の左からの浮き球のパスにMF鎌田安啓がヘディングで合わせて先制。しかし、直後には微妙な判定からPKを与え、1−1で折り返した。後半も終始攻めながら得点につながらないもどかしい展開となったが、44分、エリア内の混戦からFW高部聖が勝ち越しのシュートを決めて、粘る海邦銀行を突き放した。

この試合の模様は、リンク先の動画記事で見られます。優勝したかのような喜びですね。ホーム開幕戦が劇的な勝利、ホーム開幕戦に集まった地域の方々にサッカー観戦の面白さ、地元チームを応援する楽しさを充分に伝えたと思います。ニッカン九州版4月25では。
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/kl_1114433910.htm

●ロッソが約4000人の前で勝利
Jリーグ入りを目指すロッソ熊本が初のホーム試合でリーグ記録の4072人を集めた。後半ロスタイムにFW高部望(22)が決勝ゴールを決め、2−1の勝利。多くの観衆の前で開幕からの連勝を3に伸ばし首位にたった。
満席のメーンスタンドに大歓声がこだました。PK戦に突入する寸前の後半ロスタイムにロッソ熊本FW高部が、混戦からこぼれ出たボールを左足で押し込んだ。「あの辺に来るかなと思っていた。お客さんがいっぱいいたので、名前を覚えてくれたら」。ヒーローインタビューで客席へ手を振るシーンはまさにJリーグそのもの。昨年、J柏を率いた池谷友良監督(42)は「うれしいですよ。選手もいい刺激になった」と喜んだ。
観衆4072人についてリーグ関係者は「Kyuリーグでは記録。全国の地域リーグでも最高では」とロッソ人気の高まりに驚いた。この日から後援会の会員募集、シャツなどのクラブ公式グッズの販売がスタート。試合前の店舗には長蛇の列ができた。ピッチサイドにはスポンサー看板36枚がズラリ。50人のボランティアと地元の大津高サッカー部からの70人が試合運営のために動き回り、Jに向けた予行演習となった。

地元開幕戦で観客4,000人超え、チームグッズ販売開始、スポンサー看板が36枚、ボランティアスタッフが50名以上。すでにJFL、J2並みですか。ロッソ熊本のチームと運営のイキオイ恐るべし、ですね。