湘南ベルマーレ公式で「Match Preview 5月4日ザスパ草津戦」が紹介される。

湘南ベルマーレ公式より。http://www.bellmare.co.jp/whatsnew.htm

●@ぴあ「Shonan Mix Zone」 草津戦 Match Preview更新のお知らせ
「チケットぴあ」のウェブサイト、@ぴあ/アットマークピア内でのベルマーレ応援ページ、“Shonan Mix Zone”の第4回目が更新されました!
今回は、「Match Preview 5月4日(水) vsザスパ草津戦」です。佐藤悠介選手のコメントを軸に、今のチームの現状が深く掘り下げたレポートが掲載されています。

というわけで「Shonan Mix Zone」と第4回レポートは以下のところより。
http://t.pia.co.jp/soccer/j_league/bellmare.html
http://t.pia.co.jp/soccer/j_league/bellmare/match_050426.html

●第10節5月4日(水)2:00PM 平塚競技場 [対]ザスパ草津
第6節、札幌との一戦を終え、佐藤悠介が重い口を開いた。
「とにかくシュートを打たないとね。もちろんパスにしてもそうだけど、ただ打つだけじゃなくて、意図を明確にしないといけない。僕のところにプレスがかかるから難しい部分はあるけど、僕とは違う位置でもゲームをつくれないと厳しい。DF陣が踏ん張ってくれているぶん、攻撃でお返ししないと。一度立て直す必要がありますね」
攻撃の勢いに陰りが見え始めるのは第4節、アビスパ福岡戦のころからだ。加藤望を累積警告で欠いたチームは、予想以上に素早い福岡のプレッシャーもあり、前線で思うように時間がつくれない。博多の森の転がる芝にも悩まされ、パスミスからチャンスの芽を自ら摘む場面もあった。
だが攻撃が一辺倒になり、バリエーションに行き詰まりを見せている事実は否めない。また上位チームとのタフな試合の連続により、序盤はフレッシュだった肉体もここにきて疲労の蓄積を見せ始めている。佐藤の危惧は当然、指揮官も感じていた。
「サッカーは相手のあるスポーツ。ここ数試合は我々の分析以上に、相手の状態がよかったですね」と、上田監督はシーズン序盤戦を振り返る。
「でも、もちろんそれを打ち負かすような自分たちのサッカーを築かなければなりません。得点のチャンスが少なくなっていますから、起点を増やすことがまず必要。さらに、そのうえでの選手間の共通理解も大事ですね」

攻撃が序盤ほどうまくいってない、と深刻なオハナシのようですが、札幌・福岡・仙台など「攻撃がうまくいかない」チームがザスパと対戦すると、攻撃がうまくいって得点を重ねたあげくに「最下位相手の結果でもあり、まだ課題をクリアしたわけではない」とかなんとか失礼な試合評を出すパターンに違いない。ワンパターン禁止>ザスパ草津イレブン。そっちかよ。

第7節、山形との試合で上田監督は早速、新たなシステムを試している。今シーズンに入ってから、福岡戦を除くすべての試合で2トップに起用していた坂本紘司を左サイドに回し、加藤をトップ下に配したのだ。
「(加藤)望がボールを受ける機会を増やしたかった。変化を出せたと思います」
また粘り強い守備を披露しているDF陣にも、攻撃面のてこ入れを図る。
「ボールを奪ってからのパス、さらにそのつぎのパスが大事になってきます。パスを3本繋げればシュートまで持ち込むことができる。テクニックと判断力を磨き、アグレッシブに攻撃参加してほしい」
次節は平塚で、今シーズンJリーグ初昇格を果たしたザスパ草津を迎え撃つ。下位チームとの対戦とはいえ、楽に構えられる試合など無論ひとつもない。しかし、ここ数試合、我慢を重ねてきた上田ベルマーレは、この試合でつぎのステップをきっと踏み出すだろう。そして一歩ずつ階段を上るその先に、昇格が待っている。

湘南ベルマーレも攻守をあれこれ考えている模様。MF加藤望にあまり仕事をさせてはいけませんな。記事はこれに終わらず、湘南ベルマーレと関わり深きザスパ草津の選手に言及。

●Extra Time
大ベテランが古巣のホームに乗り込んでくる。
5月4日、ベルマーレは平塚にザスパ草津を迎える。その草津を最後列で支えるのが、今年39歳を迎えたGK小島伸幸である。
小島は同志社大を卒業後、フジタ工業サッカー部に入団、99年にアビスパ福岡へ移籍するまで、ベルマーレゴールマウスを守った。94年からは日本代表に選ばれ、W杯フランス大会にもメンバー入りしている。J1の出場試合数は、歴代でも50位以内にランクインする「239 」を数える。
「移籍してからもずっとベルマーレのことは気になっていますよ。もう一度ベルマーレと試合するまでは引退できない」と、小島はつねづね話していた。今シーズンはベンチを温めることも多いが、新天地の草津でJ2昇格を果たし、4年越しの思いがついに実現しようとしている。
草津は第7節終了時点で1勝6敗と、初めて上ったJリーグの舞台に苦しみ喘いでいる。だが予断は許さない。チームの屋台骨が誰よりも思いを強くして臨むこの一戦、笛が吹かれてからの90分間だけは、両者が感傷に浸る余裕はない。

「今シーズンはベンチを温めることも多いが」とか云われても。右ヒザ靭帯伸ばしちゃってますからね。前節のベガルタ仙台戦にベンチ入りしなかったことが気になるところですが。5月4日はともかく、草津−湘南戦で小島さんがゴールマウスを守る姿は見たいですね。