「長崎から目指せJ」V・ファーレン長崎が熊本県選抜と練習試合。帰郷中のマジョルカFWの大久保嘉人選手も先輩と同級生たちの試合を観戦。

第一報は長崎新聞6月25日付より。
http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2005/kiji/72.html

●V・ファーレンが熊本県選抜と練習試合 大久保も里帰り“観戦”
Jリーグ参入を目指すV・ファーレン長崎は25日午後1時から南高国見町の県立百花台公園サッカー場熊本県選抜と練習試合をする。スペイン1部リーグ・マジョルカに在籍している大久保嘉人(国見高出身)も観戦を予定している。

そして同紙26日付では。
http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2005/kiji/73.html

●大久保、練習試合を観戦
スペイン1部リーグ、マジョルカでプレーする大久保嘉人(国見高出身)が25日、南高国見町の県立百花台公園でV・ファーレン長崎−熊本県選抜の練習試合を観戦。「思った以上に本格的。まだ始まったばかり。今から良くなっていくのでは」と印象を語った。
大久保は現在、妻の実家がある島原市に帰省。この日は友人、後輩らと駆けつけ、V・ファーレンのMF田上渉、DF堀川ら国見高同級生のプレーに熱い視線を送った。
中学から6年間を過ごした長崎に誕生したJリーグ入りを目指すチームに対し、「自分たちを信じて頑張ってほしい。ファンの存在は力になる。長崎の皆さんで盛り上げて」とエール。「まだ先のこと」と前置きした上で「最後はV・ファーレンに来たいと思う」と話した。7月上旬まで島原に滞在。7月10日に日本を離れる予定。

マジョルカを降格の危機から救った大久保くんですが、彼の心の故郷とは、長崎島原であり国見なのですかねえ。リップサービスの一面もあると思うのですが「プロキャリアの最後をV・ファーレン長崎で」という気持ちの表れは、長崎のサッカーファンに「地元や国見高校から巣立った選手が、力をつけてまた長崎のチームでプレーする」という楽しい期待を描かせてくれたのは大きいと思いますね。

練習試合は30分×3本。熊本県選抜は昨年まで九州リーグを戦っていたアルエット熊本の選手が中心で、九州ブロック国体の強化を兼ね、MF田尻、DF大濱は熊本で出場した。V・ファーレンは2本目に1失点。メンバーのほとんどを入れ替えた3本目に3点を失い、0−4で敗れた。

九州リーグは今週お休み。V・ファーレン長崎は、昇格チームながらかなり健闘していると思います。後期も頑張って欲しいですね。