九州リーグ第10・11節。ロッソ熊本は開幕からの連勝を11に伸ばす。

SH772005-07-04

九州リーグは7月2、3日に沖縄での集中開催で後期がスタートしました。まずは全勝街道をひた走る、首位のロッソ熊本から。熊本日日新聞7月2、3日付より。
http://kumanichi.com/rosso/kiji05/20050702.3.html
http://kumanichi.com/rosso/kiji05/20050703.1.html

●九州リーグ 後半戦も白星スタート 三菱重工長崎に1−0
全勝で首位のロッソ熊本は、8位の三菱重工長崎を1−0の最少得点で下し、後半のスタートを辛くも「勝ち点3」で飾った。今季通算成績は10戦全勝で勝ち点は30。
超守備的布陣を取る三菱重工長崎に対し、ロッソは序盤から優位に試合を進めた。しかし、前半20分のFKではDF福王忠世のヘディングがバーに弾かれ得点ならず。同36分にはFW高部聖が落としたところをMF関光博が体ごと押し込んだもののハンドと判定され、ゴール無効。44分、左サイドバック遠藤真仁のクロスに飛び込んだ高部のヘディングシュートがまたもバーに嫌われたが、FW町田多聞が跳ね返りを頭で押し込み、決勝点を挙げた。
●九州リーグ ロッソ、サン宮崎に辛勝1−0 連勝は11に
10連勝中で首位のロッソ熊本は9位のサン宮崎と対戦し1−0で辛勝した。開幕以来の全勝を守り、勝ち点を33に伸ばした。
ロッソは開始11分、右SB鈴木勝大が前線へロングフィード。FW町田多聞をおとりに使う形で左からゴール前に詰めてきたMF関光博が決めて先制点を奪った。しかし、その後は好機をつくるものの得点ならず。後半はサン宮崎のカウンターにヒヤリとする場面もあったが、相手のシュートミスに助けられ、最少得点差で逃げ切った。

前期と同じ順番で戦う今季の九州リーグ。というわけでロッソ熊本は開幕戦に7−1で勝利した三菱重工長崎、6−0で破ったサン宮崎と戦うことに。試合はともに1−0と、一転して苦労の勝利となりましたが、これはかなり相手が守備重視で臨んできたからのようです。一巡して全勝し、実力を知らしめたロッソ熊本ですが、これからはこういう戦いが増えていきそうですね。