J2第22節、ベガルタ仙台戦。久々の完敗で第2クール終了。

SH772005-07-17

本日はスカパー観戦でした。まずはJ's GOALより結果を。
http://www.jsgoal.jp/result/20050200030120050717_detail.html

●J2第22節 7月17日(18:04/仙台/19,021人)
ベガルタ仙台 4−0 ザスパ草津
得点 29分:渡辺広大(仙台)55分:シルビーニョ(仙台)73分:バロン(仙台)89分:バロン(仙台)

細かい観戦記より先に、とにかく結論を書いちゃいますと。今のザスパ草津の戦い方だと負けるときはこういう展開、という敗戦でした。前半29分のCKからの失点と、後半にDFに当たってコースが変わったシュートで追加点をとられてしまったことで完全に仙台ペースの試合になってしまいましたね。またほとんどの先発メンバーが出ずっぱりだった3連戦でもありました。さすがに全体的に体が重そうにも見えましたね。いつも以上に攻撃の組み立てやパス精度にズレが観られました。
課題は、4失点のゲームでしたが守備よりは攻撃でしょうね。2失点後はいつもどおりの7人で守備を敷くわけにもいかず、全体的に前掛かりにならざるをえません。また先制点をとったあと仙台は前半残り時間をやや引き気味で戦っただったのでDFライン裏にスペースがなく、両サイドから守備陣の整ったゴール前にクロスを放り込むのとセットプレーくらいしか手がありませんでした。守備陣が整った相手を崩すには精度の高いパス回し、効果的なサイドチェンジが必要ですが、それがままなりません。第3クール開始まで約2週間ありますから、まず疲労を抜いてチーム作りを進めてほしいところです。
1勝1分9敗と散々だった第1クールを反省し、守備を整備した第2クールは2勝3分6敗で勝ち点9、守備から戦いを作る形は一定の成果を挙げたと思います。ただこの3連戦の最後、仙台戦の動きの重さが象徴するように、元々攻撃的な人材が多い草津で守備基調の戦い方をしている為か、固定メンバー酷使になってしまっています。途中投入選手がフィットしていない場面も多いですしね。今日も佐藤正美と山崎渡はあまり連携がうまくいっていないようでした。第3、第4クールはもっと色んなメンバーに戦術が浸透して、連携の向上を図ってもらいたいです。そして第3クールでは、前節のアビスパ福岡戦のように守備から攻撃への早い切り替えで主導権を奪っていく戦い方を推し進め、Jリーグ加盟が未だ成し遂げていない「失点後の逆転勝利」を見せて欲しいですね。