敷島県営陸上競技場改修計画発表。バックスタンド座席は総ヒノキ作りに。

SH772005-07-26

上毛新聞7月26日付より。

●いすに県産ヒノキ 県営陸上競技
ザスパ草津(J2)のホームグラウンドである前橋・県営陸上競技場の改修に取り組む県は二十五日、バックスタンド観覧席の建設計画を発表した。景観や高齢者、障害者らに配慮した設計になるほか、いすに県産材を使うなど群馬らしさをアピールするスタジアムになる。
バックスタンドは鉄筋コンクリート製の階段式観覧席を、炬火(きょか)台の左右に配置。席数は約二千八百席で、既設のメーンスタンドと合わせると約一万席になり、Jリーグ規定を満たす。観覧席の下にはトイレや売店コーナー、管理倉庫なども整備する。

この改修を行なって座席数はようやく1万席、J2規格を満たせますね。記事どおりですとバックスタンド座席は約2,800席、トイレや売店スペースが設けられるなど、座席増だけでない思いのほか本格的な改修が行なわれるようです。

木のぬくもりや優しさを感じさせるスタンドを目指して県産材を利用し、いすにヒノキ、スタンド後方の防音壁にスギを使う。近隣への圧迫感をなくすため、スタンドの高さを低く抑え、通路のスロープ化や車いす席、多目的トイレなども設置する。
予算は約四億円。八月に発注、来年二月末に完成予定で、来季のJリーグ開幕に間に合わせる。

バックスタンド座席、総ヒノキ作りキター。加えてバリアフリーもキター。建築物自体は鉄筋コンクリートですが、座席と後方防音壁の木づくりはテレビ画面でも映えそうですね。敷島名物は鳥めしとヒノキ座席となるでしょうか。
●参考リンク 前橋土木事務所公式
http://www.pref.gunma.jp/h/01/doboku/maebashi/
●Jリーグ規格対応工事 県営敷島公園陸上競技場改修にあたって
http://www.pref.gunma.jp/h/01/doboku/maebashi/j_league.htm