Jリーグ、準加盟申請予定クラブ向けのセミナーを開催。

岡山、桃太郎スタジアム。

Jリーグ将来構想委員会が今年3月9日に報告した「J2リーグの将来像」にて、J加盟の基準が明確に整備されました。そしてJ加盟の前に、準加盟クラブとしての承認を受けなければJへの加盟が認められない形が示されました。その準加盟を目指す全国のクラブや運営団体に向けたセミナーの開催が、5月19日にJ公式で発表され、7月1、2日の2日間で行われました。詳しくは、以下のリンクより。セミナー告知はPDF形式なので、ご注意を。
●Jリーグ公式
http://www.j-league.or.jp/
●「Jリーグセミナー(準加盟を目指すクラブ向け)」開催のお知らせ
http://www.j-league.or.jp/pdf/seminar-info_060519.pdf

そして、このセミナーに「岡山から目指せJ」ファジアーノ岡山からも出席された部分も大きいのでしょう、山陽新聞がとり上げてくれました。7月2日付より。
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/soccer/fagi/news/2006/20060702.html

●目指せJリーグ入り 東京で準加盟セミナー ファジアーノ参加
Jリーグ準加盟クラブについて、制度の仕組みや手続きなどを学ぶ「Jリーグセミナー」が1日から2日間の日程で東京都内で始まり、中国リーグのファジアーノ岡山岡山市)など全国から28クラブ、約60人が参加した。
(中略)
日本フットボールリーグ(JFL)所属クラブだけでなく、地域リーグ都道府県リーグ所属クラブも対象にしており、今後は準加盟クラブしかJ2入りできない。
今回のセミナーは準加盟クラブへの申請を予定しているクラブ関係者が対象で、将来のJリーグ入りを目指すファジアーノ岡山からは、新たな運営母体として設立される株式会社の社長に就任予定の木村正明氏ら3人が出席した。
セミナーでは、Jリーグの鬼武健二専務理事が「ワールドカップの決勝トーナメントのプレーには欧州各国のサッカーの歴史を感じる。Jリーグは14年前にできたばかりで、少しずつ積み上げて現在がある。じっくり時間をかけてJリーグ入りを目指してほしい」とあいさつした。

記事にあるとおり、準加盟はJFLのみならず地域や都道府県リーグのクラブにも門戸が開かれています。これらのカテゴリーにもあるクラブにも積極的にJリーグが関わって、地域に根ざしたJクラブに成長するようにフォローを考える、Jリーグの「攻めの姿勢」が見られます。報告書のJ2拡大路線(最大22クラブ)の方針を受けたものですね。
それにしても全国28クラブから参加、というのは予想以上に多いですね。準加盟の準備段階、クラブの規模や所属カテゴリーも様々だと思いますが、近年の徳島、草津、愛媛のようにJ加盟に28クラブがこぎつけて欲しいと思います。あと、出来るだけ群馬から近いアウェイなら、なお良しですが。( ´∀`)
また上記記事にある、ファジアーノ岡山の運営母体、株式会社の設立については、次のエントリーで。