J2鳥栖DF、立石飛鳥選手がV・ファーレン長崎にレンタル移籍。2度目の全国地域リーグ決勝大会へ。

J's GOALより。http://www.jsgoal.jp/club/00039000/00039722.html

立石飛鳥選手 V・ファーレン長崎期限付き移籍  [ 鳥栖 ]
サガン鳥栖所属のDF22立石飛鳥選手の、九州リーグ V・ファーレン長崎への期限付き移籍が決定しましたので、お知らせいたします。
立石飛鳥選手プロフィール〈ASUKA TATEISHI〉
ポジション:DF 生年月日:1983年6月9日生(23歳)
身長/体重:175cm/68kg 血液型:A型
出身地:鹿児島県枕崎市
経歴:枕崎スポーツ少年団‐枕崎中学校‐鹿児島実業高校アビスパ福岡ザスパ草津アビスパ福岡サガン鳥栖
●出場記録
2002年:福岡(J2)リーグ戦7試合 天皇杯4試合
2003年:福岡(J2)リーグ戦11試合
   :草津 天皇杯1試合
2004年:福岡(J2)リーグ戦3試合
2005年:鳥栖(J2)リーグ戦3試合
2006年:鳥栖(J2)リーグ戦1試合
通算:リーグ戦25試合 天皇杯5試合
移籍期間:2006年10月25日〜2006年12月31日
立石選手コメント:「精一杯頑張ってきます。これからも応援よろしくお願いいたします。」

かつて関東2部だったザスパ草津アビスパ福岡からレンタル移籍、全国地域リーグ決勝大会でプレーしてくれた立石飛鳥。今度はサガン鳥栖から九州リーグ優勝の優勝チーム、V・ファーレン長崎に助っ人として加わるそうです。この時期に大会をにらんだ補強・レンタル移籍は多くなりますが、Jからのレンタル移籍でこの大会に2度臨むの選手は、あまり例がないのではないでしょうか。
先日の全国社会人サッカー選手権大会も、静岡FCを制して優勝を果たした長崎ですが、2度のグループラウンドを過密日程で行う全国地域リーグ決勝大会は、また別物、JFL昇格を賭けた、ある意味で本番の大会ですからね。
草津がこの大会に臨んだときの立石(当時の背番号36)の出場記録を「ザスパ草津メモリアルブック2002−2004」から拾いました。表紙にセレッソ大阪ユニの齋藤竜の背中が写っている本ですよ。みなさんとっくにご存知ですわな。

立石飛鳥選手 全国地域リーグ決勝大会2003 出場記録
全国地域リーグ1次ラウンド
11月14日 VS ヴォルカ鹿児島(1−0) MF登録・90分出場
11月15日 VS アイン食品  (5−1) FW登録・90分出場
11月16日 VS TDK秋田  (1−2) 出場なし
全国地域リーグ決勝ラウンド
11月22日 VS 静岡産業大学 (1−0) MF登録・90分出場
11月23日 VS 静岡FC   (2−0) MF登録・90分出場
11月24日 VS 群馬FCホリコシ(0−0) MF登録・90分出場

ちなみに静岡産業大のスタメン選手に「吉本淳」「櫻田和樹」と、どこかで聞き覚えのある名前が。さらに吉本選手は草津との試合で、83分にイエロー1枚もらってました。いや昔の話。愛媛戦の真摯かつひたむきなプレーこそ、今の本当の彼なんですよ。多分。
話を戻して。立石は5試合で449分、1試合の休み以外をほぼフル出場。しかも出場した試合は全部勝ち(ホリコシ戦もPK勝利)。また、この大会後の天皇杯でもフル出場してくれています。当時の草津JFLに昇格するために大車輪の活躍で大きな貢献を果たしてくれた、在籍期間は短かったですが忘れえぬ恩人です。
あれから3年、負傷に泣いた時期も多かったようですがJでの経験もさらに増し、過酷なこの大会も肌で知る立石飛鳥。今度はその力で長崎の人々の願いと幸せを叶え、そして自分自身のために頑張ってください。またアビスパ福岡からJFL草津にレンタル移籍して草津のJ昇格に貢献してくれた、MF岩本昌樹とDF加藤寿一が今季は揃って長崎に加入しており、二人ともレギュラーに定着。岩本はFWとして活躍しているそうで。立石同様、二人も頑張れ。来季は敷島で彼らと長崎を応援したいですね。