栃木SC、Jリーグ加盟を目指して新名称を公募へ。

SH772006-10-27

サポティスタ経由、東京新聞栃木県版10月26日付より。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20061026/lcl_____tcg_____000.shtml

栃木SC 新名称公募へ J2昇格を目指し
宇都宮市に本部を置く栃木サッカークラブ(SC)は二十五日、二〇〇八年のJ2昇格を目指して、チームの新名称を公募する方針を固めた。早ければ来年四月の次期シーズン開幕に合わせて改称し、J2への名乗りに弾みをつけたい考えだ。

地元紙下野新聞や他紙が報じていないのがナゼなのかは気になるところですが、新名称公募のニュースです。

栃木SCは一九五三年、「栃木教員サッカークラブ」として発足。九四年に現在の名称でクラブチーム化し、現在は日本フットボールリーグ(JFL)に所属している。
改称は、県内初のJリーグチーム誕生を目標とし、新たなチームとして「新生」することと、県民ぐるみで名称決定にかかわることで「栃木県民みんなのサッカーチーム」にしたい、という意味が込められている。

確かに「新生」をアピールするメリットもあります。しかし既に50年以上の長い歴史を誇るクラブです。加えてJリーグ加盟を「目的」として新たに出発するクラブというよりも、地域に根ざして活動しているサッカークラブが、発展途上の「手段」としてトップチームがJリーグに加盟する、の方が他の新興クラブが真似の出来ない分、数段の格好良さがあると思うのですけど。

張飛「我こそが張飛なり 見知ったか」
馬超「ふふ 我が家は世々公侯の家柄 なぜお前のような田舎者を知っていようぞ」

くらいのカッコよさを持っていると思うんですが。
なんにせよ、栃木SCに関わる人々と熱いサポーターの皆さんが今まで作り上げ育ててきた魅力を、「目指せJ」の掛け声の下で軽視するような動きや考え方で進まないように願います。栃木SCの応援の熱さを見ると、強くそう思いますね。

(前略)具体的な選考方法は検討中だが、寄せられた案を数点に絞った上で、あらためて投票を呼び掛ける案もある。公募の結果によっては「栃木SC」の名前が残ることもあるという。

栃木県民の皆さんの意思によるものになりますけど、カタカナ造語を加えずとも「栃木SC」こそ堂々と誇る名前だと思います。