「和歌山から目指せJ」アルテリーヴォ和歌山、チーム名由来が明らかに。
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先日、和歌山からJリーグを目指す新チームから、その名称が「アルテリーヴォ和歌山」と発表されました。とはいえその名前のみで由来や語源、意味などは明らかにされず、いきなり高度な焦らしのテクニックを見せつけられましたが、朝日新聞和歌山県版1月29日付で由来と、セレクションや運営団体のNPO認証など直近の動きが報じられました。
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000000701290006
●チーム名は----アルテリーヴォ和歌山
(前略)アルテリーヴォとは、イタリア語で芸術を意味する「arte(アルテ)」と、達成や到達を意味する「arrivo(アリーヴォ)」を合わせた造語。子どもから老人まで楽しめる芸術的なプレーをするというチーム理念と、Jリーグ入り達成という目標が込められているという。
チーム名の公募には、県内外から364通が寄せられ、海南市の男性の案が選ばれた。チームカラーやエンブレムも間もなく決められる。
「アルテ」の意味はそのまんま「アルテ高崎」と重なってしまいますが、将来的にその辺りはどうなるんでしょうか。複合された造語「アルテリーヴォ」なのでノープロブレム? チーム名由来に和歌山を象徴する意味が薄いのは少し意外でした。それとも記事にはありませんが「アルテ=芸術」が紀伊山地の各所霊場など県内各地の多数の文化遺産や建築物を表わしているのでしょうか。名称と併せて募集されたチームカラーと、エンブレムも近々発表なんですね。
同日の選考会には、学生や社会人など14人が参加。50メートル走やロングキックなどで個々の身体能力を測ったあと、ゲーム形式でテストがあった。チーム入りを目指す参加者らは、真剣なまなざしでボールを追っていた。
チームにはすでに、ガンバ大阪などで活躍した元プロ選手の羽畑公貴選手(23)や、11月の第1回選考会の合格者ら計12人の入団が内定している。また、「つくる会」のNPO法人化は、県の認証済みで、近く設立登記の手続きを進める。
ガンバ大阪・サガン鳥栖などでプレーしていた紀ノ川市出身の羽畑公貴選手が内定し、NPO法人認証も済んでいると。なかなか順調です。
「つくる会」の浜田勝理事長(41)は、「ゼロからプロリーグ入りを目指す志の高い選手が集まった。プロを目指す以上、勝利第一でがんばりたい」と意気込みを話している。07年度は、県社会人サッカー連盟のトーナメントを主な舞台に戦うという。
まだ和歌山県の1部なのかそれより下からスタートするのかは判明していませんが、記事にある「県社会人サッカー連盟のトーナメント」は、全国社会人サッカー選手権大会への県内トーナメントを勝ちすすんで上位カテゴリーとの対戦を目指したい、という意味なのではないかと考えます。参加リーグも含めてチーム情報が小出しにされているのは、これまた高度な焦らしテクなんでしょうかね。あれこれと続報まちです。
●参考リンク:ウィキペディア(Wikipedia)全国社会人サッカー選手権大会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A