ザスパ草津プレシーズンマッチ、アルビレックス新潟戦。越後勢が約430年ぶりに上州侵攻。

SH772007-02-20

昨季涙の最終戦から早2ヶ月が過ぎ、人事往来を経て宮崎キャンプから帰還したザスパ草津Ver.2007。その姿を確認すべくPSMを敷島県営陸上競技場で応援して参りました。
PSMは05年熊谷での「さいしんカップ浦和レッズ戦以来で、今回は地元前橋でJ1アルビレックス新潟との対戦。05年の天皇杯で対戦したことはあるものの、群馬での試合は初となります。
戦国時代の名将「越後の龍」上杉謙信公の、最後の大規模な関東遠征が1574年なので、越後勢の上州侵攻は約430年ぶりに。*1加えて南から敷島を見下ろす形、敷島からはグリーンドーム越しに見えるひときわ高いビルが、かつて謙信公が関東での拠点としていた厩橋城本丸跡に建てられた群馬県庁だとか戦国好きにはたまらない情景でした。またこの日5200人を超えた観客のうち新潟サポさんは2500〜3000人はいたと思います。ゴール裏は云うに及ばず、メインスタンドもキレイに半分埋めてくださいましたよ。遠征サポさんとしては過去最多と思われ、4世紀ぶりの侵攻も大軍が上州を覆いました。
まずは試合結果をザスパ草津公式より。
http://www.thespa.co.jp/game2007/070218.html

●2007 上毛新聞創刊120周年記念 Jリーグプレシーズンマッチ(2月18日/敷島県陸/5,234人)
ザスパ草津 1−1 アルビレックス新潟 
得点 1分:松下年宏(新潟)42分:松浦宏治草津)
警告 25分:シルビーニョ(新潟)76分:後藤涼草津) 
交代(PSMで6名まで交代可) 45分:中井義樹秋葉忠宏草津山崎渡桑原剛草津松浦宏治→佐藤正美(草津) 65分:高田保則後藤涼草津) 72分:鈴木慎吾田中亜土夢(新潟) 75分:鳥居塚伸人山本拓弥草津) 79分:内田潤中野洋司(新潟) 87分:シルビーニョ本間勲(新潟)

スコアだけなら草津の健闘となりますが、PSMは単なる結果よりもチームごとのテーマを重視して行われるもの。その意味でも上位チームのJ1新潟と対戦できたお陰で、今季草津の期待できるところも不安なところも見ることが出来た、多くの収穫を得た試合になったと思います。まずこの試合のスターティングメンバーも草津公式より。

●2007 PSMスターティングメンバー
GK:1本田征治 
DF:7佐田聡太郎 4田中淳 5チカ(C) 2寺田武史 
MF:18櫻田和樹 10中井義樹 6鳥居塚伸人 8山崎渡
FW:9高田保則 20松浦宏治
●サブメンバー 
GK:21常澤聡 DF:16山本拓弥 3尾本敬 
MF:15桑原剛 17:秋葉忠宏 19後藤涼 FW:14佐藤正美 


昨季は司令塔島田裕介のフォローシステムとして一応の確立を見せた4−4−2トレスボランチでシーズンを終えましたが、この試合では島田の代役を置かない4−4−2ドイスボランチで布陣しました。04−05年の山口貴之、06年の島田裕介といった絶対的な配球役が不在のシーズンとなる今季は、中盤の4名はもちろんサイドハーフサイドバックボランチセンターバックといったチーム全体の連携と連動が、攻守の組み立てで今まで以上に重要となりそうです。特に攻撃は、ひとまず山口や島田にボールを預けるような形は既に無いので、パス&ゴーや2列目の追い越し、逆サイドの絞りと展開など互いのフォローが行えないと形にならなそうです。
メンバー個々にみていけば新加入組はGK本田とFW松浦。ポジションコンバートは昨季はCBなど守備的ポジションだった鳥居塚が右SHに、DMFだったチカがCBと、キャリア的には従来の位置に戻ることに。前半での交代はなく、このメンバーで45分を戦いました。試合の模様はJ's GOALより伊藤寿学さんのレポートを。
http://www.jsgoal.jp/news/00044000/00044363.html

プレシーズンマッチ草津 vs 新潟 レポート】草津、J1新潟相手に殊勲のドロー。新潟は決定力不足に泣く。
(前略)
草津サポーターにとって、最初の15分間は不安以外の何ものでもなかったはずだ。開始わずか1分。新潟・松下が草津の不用意な横パスを中盤でカット、エジミウソンとのコンビネーションでDFラインを翻弄すると、右足を振り抜き先制ゴール。「DFラインからプレスをかけられてバタバタしてしまった」(草津・田中)。

中井から寺田へ出たサイドチェンジのパスをさらわれて、CBチカもパスワークでかわされてあっさり先制されました。なんとか松下のシュートコースをチカと田中で塞いだものの、シュートはチカ?の体に当たってコースを逆に変え、すでに跳んでいた本田は反応できず。開始1分で今季の不安材料が提示される展開でした。
CBに戻ったチカと相方の田中、左SBの寺田とのコミュニケーションなど、まだまだGKを含めて守備時の連携不足があります。ただ田中を中心に声は出ており、寺田の守備もさらに粘っこく成長しているなど好材料も見えました。また試合を通じてチカと田中の高さは安心して見ていられましたよ。
試合は序盤、失点にも繋がったように新潟のプレス位置がかなり高いうえに早く、しかも人数をかけて行われました。DF陣でのボール回しですら積極的に奪取を狙ってくるので、草津はかなりアタフタヘ( ̄□ ̄;)ノ ヽ(; ̄□ ̄)ヘアタフタな状態に追い込まれました。
このまま新潟が休むことなく猛攻を続けていれば立て続けの失点もあったと思いますが、新潟・鈴木監督のテーマが守備から入るチーム錬度向上だったようで、失点直後の草津がやや警戒して守りに入った数分間は、新潟も待ち受ける態勢をとっていました。この時間帯があったので草津が気持ちを立て直すことが出来たと思います。
新潟はチーム全体を高い位置でコンパクトに保ち、草津にボールを回させてプレスを仕掛けて、ボール奪取から素早く前線に展開して波状攻撃を仕掛ける形を繰り返します。
http://www.jsgoal.jp/news/00044000/00044343.html

鈴木淳監督(新潟):
(前略)
今日の試合は、守備を意識してゲームに入ったが立ち上がりこそよかったものの、その後1失点してしまい、あまり満足のできる出来ではなかった。
(中略)
Q:守備で意識したことは?
「ゾーンに帰って守ることと、奪いどころのタイミングを把握することです」

草津もこういうサッカーをやりたいんだと思いますが、さすがJ1、思うようにはいきません。

草津は、新潟の激しいプレスに防戦一方、中盤でボールを奪われては前線の深井につながれ、次々と決定的なシーンを作り出される。しかし、新守護神・本田のビッグセーブと、新潟の決定力不足に助けられた草津は、時間とともに落ち着きを取り戻す。

記事どおり本田のビッグセーブ(至近距離の超反応)と、まだ試合調整段階に入って間もない新潟のフィニッシュ精度にも助けられ、中盤も参加した守備も徐々に形になっていきます。早い段階での失点と、立ち直りつつ攻撃を受けて守備を行う前半は本当に良い守備練習、開幕の対ヴェルディ戦にも活かせる経験にもなったと思います。ここも新潟さんに感謝ですね。

新潟の迫力ある攻撃を耐え抜いた草津は前半42分、ワンチャンスをものにする。ボランチ中井が左サイドから上げたクロスに松浦が反応。ゴール前でワントラップすると、飛び出してきたGK北野の足元を抜いてネットを揺らす。「キーパーが出てくるのが見えた」と松浦。この1点がその後、草津に自信を取り戻させたことを考えると、この試合のみならず、今季の草津にとっても非常に価値あるゴールと言える。

序盤からまともに攻撃が組み立てられなかった草津ですが、サイドや前線へのロングボールで徐々に形を作り、高田のクロスバー直撃のオーバーヘッドから始まった前半残り10分くらいは攻勢に出られるようになりました。合宿まっただなかの新潟の疲労が徐々に出て、プレスが弱まり全体的にやや下がったため、中井と櫻田の位置でやや落ち着きが出て配球出来たことと、攻撃にも絡める位置に上がれたこと、そしてサイドも攻撃に参加できる展開になったためだと思われます。それでも新潟は鈴木監督のコンセプトどおり間延びせずにコンパクトな布陣を引いたまま下がるので、草津は中央突破を行えず、サイドからの崩しを続けました。
新潟CB千代反田と永田のW充コンビの高さを考えると、サイドから攻撃を仕掛けるのはあまり得策でないと思いますが、まだ連携不足の部分も助けられ、永田のマークがずれたところを松浦がゴールの正面、フリーでボールをうけてフィニッシュ。草津サポにアイサツ代わりの同点弾を見せてくれました。現金なもので、個人的には松浦がすでにちょっと頼もしく見えてます。*2
ともあれ1−1のまま前半が終了しました。先発布陣は新潟の猛攻に晒されたため、あまり長所を見出すことはできない組み合わせになってしまいましたが、特に大きな修正点として、中井&櫻田のDMFコンビは共に攻性の選手ゆえ、役割の明確化ないしコミュニケーションの向上が必要だと思います。島田が去り、鳥居塚が右に張り出す形ですから、二人の連携が深まらないと中盤の支配力が上がらず、サイドバックも思うように攻めあがれません。
またこの組み合わせでは、高い位置の攻撃は右SHの鳥居塚がボールを収めてデザインすることになります。ここで縦の関係となる佐田との錬度は、佐田がこういう形に慣れていることもあり既にうまくいっているように見えましたが、逆サイドの山崎の絞りと、中井ないし櫻田が行うべき中央に上がってのフォローが効いていない場面が多かったと思います。キャンプで「3人目の動きで得点を狙う」というコンセプトの組み立ての練習があったようですが、さらに頑張って欲しいところだと考えます。とはいえ守備の負担が減った前半終盤には山崎、中井、櫻田ともにゴール前に詰めていくシーンも増えましたので、錬度を上げていけばなんとかなるんじゃないでしょうか。
また前述でもありますが、DF陣のコミュニケーション不足で、両サイドバックがルックアップしている時にCBが声を掛けないため後方から新潟の選手のプレスにあい、ボールを危険ないちで奪われる場面がありました。チーム全体としては、昨季よりも遥かに声が出てコーチングも積極的(特に中井が良いです)なだけに、早めの修正が必要だと思われます。
さて後半開始から草津は3名の選手を交代、新潟は疲労の見えるメンバーのまま後半に臨みました。草津の後半開始の布陣は以下のとおりです。

息を吹き返した草津は後半、新潟に利用されていたバイタルエリアを消すために秋葉を投入。秋葉が守備に専念したことで、ボランチの相方・櫻田が制限なくピッチを動き回り、多彩なパスで攻撃陣をサポート。一方的に攻められた前半から一変し、新潟ゴールへ迫っていく。「後半は裏にパスが出るようになった」(草津・鳥居塚)。

積極的に新しい選手を試していく草津と、疲労よりもレギュラークラスの連携向上も意図する新潟。すでに触れたように勝敗よりもテーマが優先されています。とはいえ、この状態でも草津が通用せず押されまくるのは悲しすぎるので、攻められたのは良かったんじゃないでしょうか。選手とサポの精神的安定のためにも。

鈴木淳監督(新潟):
(前略)90分を通じて選手たちの動きを見ることもテーマだったので、多少コンディションが悪くても我慢して使った。その中でも出来ていることと、出来ないことがハッキリと分かった。次のトレーニングマッチに向けて修正していきたいと思います。

新潟の前掛かりなプレッシャーがなくなり、記事にもあるとおり交代によって秋葉・櫻田のボランチの役割が鮮明になり、櫻田が前進して縦の関係で中盤を組み立てられるようになりました。そして山崎に代わった左の桑原も高い位置で緩急つけたボールキープとパスで貢献、前半孤軍奮闘だった右の鳥居塚と3人で中盤を組み立てて前進でき、そこに両サイドが絡んでいく形が生まれました。とはいえ守備をテーマに置く新潟のゴール前を崩すことは容易でなく、松浦と交代した佐藤正がゴール正面でポストプレーでボールキープしても、その後の展開に乏しくゴールを挙げることは出来ませんでした。しかしキャプテンマッスルが秘技「肉のカーテン」で、ゴール正面でDFを3人も背負う場面も作るのですから、ポストから落とされたボールを誰かが詰めて受けないと。FW氏原が負傷復帰すればポストプレーも増えると思うので、引いた相手を崩す方法としては今後磨き甲斐があると思います。
後半も中盤に差し掛かると新潟も選手を順次交代させ、草津はさらに3選手を入れ替えました。投入された疲労していない選手が主導して、互いに勝利を掴むべくカウンターの応酬へと試合は移行していきます。草津の最終的な布陣は以下のとおりです。1人ベンチに残ってしまった尾本も試してあげたかったですね。同点のまま撃ち合う終盤になってしまいましたから、展開上難しかったと思います。

途中出場の難しいGKですが、常澤は交代直後いきなりのミドルシュートを危なげなく止めて本田に劣らぬ神ぶりを見せてくれました。小島、岩丸、高木に3人の控えを務める北。そして本田と常澤と、草津順位に似合わず本当にGKに恵まれているチームだと思います。また鳥居塚と代わった山本は良い動きを見せ、ボールを奪われても素早く寄せていくなど、さすが鹿島で鍛えられきた選手であるところを見せてくれました。ただ縦の関係になる佐田などとの連携がまだまだで、良い位置に動いてもボールが回ってこないなど、さらに向上が必要なようです。もちろん時間だけで解決してくれそうなくらい良い動きをしていますので、問題はなさそうですが。

新潟の拙攻にも救われた草津は、途中出場の後藤、佐藤正らが積極的にシュートを放ったが、新潟相手に逆転ゴールを奪うだけの力はなかった。終盤は交互に決定機が訪れたものの、両チームともに活かすことができず、試合は1−1のドローで幕を閉じた。ゴール前でのプレーの連続は観客にとっては見応えがあったが、守備の確認が課題の一つだった両指揮官にとっては決して喜ばしいことではなかった。

試合終盤には、カウンターの応酬の果てに後藤涼がうまくDFと体を入れ替え、GKと1対1を作ってGKの脇へシュートを流しますがゴールポストまで流してしまい逆転はなりませんでした。ゴールに向かって転がるボールがゴールラインを超えて看板に向かっていく風景に、草津サポが吉本新喜劇の総コケ状態でしたよ。心情的には。FW転向は成功だと思いますので、3月から入れてくれればノープロブレムですよ。
そして試合は1−1で終了。島田不在でも攻撃が形になり、しかも同点に追いついたこと、最後は勝とうとして全員が今年も「走撃」してくれたのは収穫だったと思います。セットプレーはまだあまり練習していないようですが、攻撃陣の得点力はそう悲観したものでもないようです。縦に突破が早い運動量豊富な里見や吉岡もまだ控えていますし、今季は全体的な層の厚みが増したことを実感できました。ただ守備はここまで書いてきたとおり修正点を複数抱えており、あまり想像したくはないのですが今季も大量失点負けも覚悟しておいたほうがよさそうです。この試合に出場しなかった藤井や新人の小林亮太、尾本も含めて頑張ってもらわないといけませんし、この試合の様子だと攻守を整えるためにはアンカーを置いたほうが良さそうですね。もちろん秋葉が第一候補ですが、昨季終盤に加入したため、あまりフィットしませんでした。しかし流石キャンプから若手を教導すると磐石でしたね。
開幕戦の相手は、国立競技場で優勝候補の東京ヴェルディです。タレント揃いの華麗なるパスワークと突出したブラジリアンには相当な苦労をすると思いますが、J1新潟の攻撃を守備した経験を活かしてなんとか失点を抑えて、国立連勝といってもらいたいです。

●選手個々の、勝手かつ思い込みの雑感。
本田征治:好プレーの連発でどんどんノるタイプのようなので、この日もゴール裏とバクスタでもサポが一生懸命誉めました。自分も誉めました。どんどん良くなりました。大勢のサポで素早く「神」認定しちゃって本物の「神」になってもらうほうががよさそうです。あと若いCBばかりなんで、コーチングは積極的かつ遠慮なくやってもらっていいじゃないかな。まだ少し遠慮があるように見えました。

佐田聡太郎:依田も籾谷もいない今、右SBは一番手薄なポジションなので佐田の重要度は増すばかり。この試合同様、守備に回る場面が多くなりそうですが、攻撃にも参加してもらわないと点がとれるパターンが減ってしまいます。今季は忙しくなりそうです。
田中淳:大卒2年目でラインコントロールまで任されるようです。本人が一番大変だと思いますが、昨季も段々と良くなりましたし、温泉町からの選手ではありませんが大西さんの遺してくれた秘蔵っ子で生抜き君。経験不足の点は監督もサポも長い目で見守る必要がありそうです。昨季最終戦、PKを与えてしまった試合後の涙を忘れていないと思うので、実は今季一番成長を期待しています。
5チカ:高さと対人はさすがに安心。そして今季、腕に巻かれた黄色い腕章が「黄色いカードを貰う係」でなければ云うことないのですが。あと寺田ともうちょっと話してくれると良いと思います。というか話してくれないと危なくて危なくて。
寺田武史:また守備が向上してます。毎年ウマくなってます。後半、クロスに合わせてゴール正面に侵入したエジミウソンのジャンプについていった守備は最高でした。フリーでヘディングを撃たれたらオシマイでしたからね。よく体を寄せてくれました。献身的な運動量あっての地味に光るプレーだったと思います。あとはクロスの精度と攻撃で中央に切れ込むプレーを増やすと、より縦への突破が楽になると思います。

18櫻田和樹:この試合のMVP。さすが頭に蝶ネクタイを締める男は違います。試合中に「本日の主役」の肩掛けをつけてあげたい奮闘ぶりでした。チーム内での存在感が今後どんどん大きくなりそうです。司会業以上に。
10中井義樹:先制を許したパスミスもありましたが、同点弾のアシストも中井。ポスト島田なんて思わず自身を高めるプレーに専念してくれたほうが、最終的によい結果になりそうです。この試合の声出しの積極さに前向きな変化が窺えました。
鳥居塚伸人:高い位置での攻撃演出をするには、もっと周囲のフォローが必要ですね。また高い位置にいるので、昨季より守備には奔走できないことを周囲が理解しないと。まだみんな鳥さんに頼りすぎ、ボールを集めすぎの印象を受けました。縦への巧妙なスルーパスを活かすには、中央に詰める選手がいないと相手守備陣がひっかかってくれないし。今季は途中交代もありそうです。でも攻守の両局面で必要な選手なので、まだまだ楽にはならなそうです。
山崎渡:前半は守備に追われて、シャドーストライカーの役割をほとんど果たせず。チームバランスを意識するので、目立たないときは本当に目立たなくなってしまう分、損をしている選手だと思います。早いプレスに対応できるパスワークがより一層必要になりそうです。寺田との縦の関係は良かったと思います。
高田保則:今季もよろしくお願いします、頼りにしてます、としか。負傷が癒えて本当に良かった。
20松浦宏治:前半のみ出場で1ゴールと上々の船出。スピードもあるし期待大です。草津ではもっとちょっとプレスに参加して欲しいですね。でないと本当に厳しいので。

サブメンバーは本文中に触れたとおりであります。開幕の国立は期待半分、不安半分ですね。負傷明けの新加入選手たちと「仕上がりはまだ60%」との植木さんのコメントを信じて応援に行きたいと思います。

*1:1590年の小田原戦役松井田城攻めもありますが、まああれは連合軍ですから。

*2:やっぱり20番の選手は点とってサポと一緒に喜ぶイメージがまだ・・・(涙)