J2第16節京都サンガ戦。シュート不足はサイド攻撃不足から。
惜敗とはいえ、これで3連敗。特殊事態の仙台戦はともかく、湘南・京都戦は内容がズンドコだったわけでもないだけにどちらかだけでも勝ち点が欲しかったですねえ。京都には一昨年、手も足も出ずに全敗を喫して勝ち点12を献上していますが、ここまでの2戦で今季の彼我の戦力差はそこまで開いていないことも判りました。嗚呼、それだけにもったいない試合でしたね。まずは結果とこの日のメンバーをJ's GOALから。
http://www.jsgoal.jp/result/20070200030220070519_detail.html
●2007 J2第16節(5月19日/松本/3,096人) ザスパ草津 0−1 京都サンガ 得点 89分:徳重隆明(京都) 警告 27分:石井俊也(京都) 34分:パウリーニョ(京都) 52分:チカ(草津) 78分:チカ(草津)→退場 交代 59分:山崎渡→松浦宏治(草津) 68分:斉藤大介→加藤大志(京都) 82分:氏原良二→松下裕樹(草津) 83分:倉貫一毅→田原豊(京都) 89分:パウリーニョ→中山博貴
●2007 J2第16節vs京都サンガ ザスパ草津スターティングメンバー GK:1本田征治 DF:4田中淳 23藤井大輔 5チカ(C) 3尾本敬 MF:17秋葉忠宏 18櫻田和樹 6鳥居塚伸人 8山崎渡 FW:9高田保則 11氏原良二 ●サブメンバー GK:21常澤聡 MF:30松下裕樹 15桑原剛 FW:14佐藤正美 20松浦宏治 ●キックオフフォーメーション(4−4−2・ドイスボランチ) −−高田−−氏原−−:佐藤正・松浦 鳥居塚−−−−−山崎:桑原 −−櫻田−−秋葉−−:松下 尾本−−−−−−田中: −−チカ−−藤井−−: −−−−本田−−−−:常澤
フォーメーションは今季のベースになっている4−4−2のドイスボランチ。出場停止明けで3人のDFが戻ってきましたが、今度はレギュラー右SBの佐田聡太郎が欠場(後に負傷と判明)。田中淳が代わりに右SB、尾本敬が左SBに入ってCB4人で構成する4バックとなりました。また鳥居塚伸人が今季初めて左SHに入り、代わりに右には山崎渡が入ったところも変更点です。2トップには高田保則と氏原良二が入りました。中盤のサブには松下裕樹と桑原剛、FWの控えはキャプテン・マッスル佐藤正美とスピードスター松浦宏治が控えます。スタメンがやや守勢だけに控えは攻め中心で並んでいます。試合の流れは伊藤寿学さんのJ's Goalレポートから。
http://www.jsgoal.jp/news/00048000/00048804.html
【J2:第16節 草津 vs 京都 レポート】手にしかけながらも失った勝点。数的不利の草津、京都・徳重のロスタイム弾に沈む
(前略)草津としては決して悪いゲームではなかった。草津は4バックが序盤から安定。京都のロングボールを弾き返し、パウリーニョ、アンドレのパワーを押さえ込む。コンパクトに保ったDFラインが中盤のプレスを助け、前線では高田と氏原がゴールを狙う。「ボールが前に早く入ってきたので、プレーしやすかった」と高田。鳥居塚、山崎の2列目が前線に絡む機会も見られ、草津らしいサッカーを展開した。
立ち上がりから数分は、お互いに様子を窺うロングボールをサイドへ蹴り合う展開でしたが、先にチャンスを作ったのは草津。4分に今季初の左SHに入った鳥居塚が高田とのパスワークでサイドを突破、ゴール前の氏原にクロスを上げますが、氏原のヘディングにわずかに合わず。このプレーから草津が序盤の主導権をとり、攻撃の圧力を増していきます。8分には(草津から見て)左CKをとってキッカーは鳥居塚。ファーに送ったクロスに尾本がヘディングをドンピシャで当てますが、GKが右手のみのファインセーブで得点になりませんでした。また12分には京都のゴールキックを鳥居塚がタイミング良いジャンプで競り勝ち、この浮いたボールを山崎がこれまたヘディングで前線にスルーパス。反応した高田がシュートまで持ち込みますがコーナーキックと、前線がお互い良い距離を保って攻撃を仕掛ける場面も作れました。
攻撃の組み立ては秋葉と櫻田が左右にボールを散らすことを基軸として、左サイドでは鳥居塚と高田のコンビでサイド突破を図り、その後方は尾本がスペースケア。右サイドでは田中のオーバーラップ中心にバランスのとれる右SHの山崎がその攻守をフォローする形をとりました。DFラインもチカと藤井のレギュラーCBコンビの復活で特に制空権の不安がなくなり、ラインを高く保って攻撃をフォローできました。伊藤さんが欠かれて書かれているとおり「決して悪いゲームではなかった」立ち上がりでした。
一方の京都は、前節で見せた鋭いサイド攻撃が影を潜める。徳重は「攻撃が中央に偏り過ぎて、なかなかサイドに出てこなかった」と振り返る。京都はパウリーニョの突破以外に攻撃の糸口を見つけることができず、我慢の時間が続く。
対する京都ですが、第1クール鴨池での戦いと、京都の前節福岡戦の戦いぶりから考えると、京都は積極的な攻撃姿勢とサイド攻撃を絡めてくるかと予想しましたが、実際には前半を通じてロングボールをFWに送り続けるやや淡白な仕掛け。チカと藤井が復帰している以上、ロングボール一辺倒では攻略されないのは、もはや今年の草津のデフォルトです。ロングボールを前線に預けたい京都は思うように攻撃が組み立てられず、どちらかといえば競り合いのセカンドボールを尾本や秋葉がパスミス、もしくはチカが持ちすぎで奪われたような草津側のミスから生まれたカウンターのほうがチャンスになっていましたね。
前線の「前節ハットトリック」アンドレと「一昨年はやられ放題でしたな」パウリーニョのコンビは脅威ですが、2人だけでなんとかなるほど今年の草津のレギュラーCBは脆くないことが判ります。ただ2列目の徳重や倉貫が積極的に絡んでこなかったので助かった部分もありました。まあ後半はこのヒトたちが出てきちゃったんですけど。
立ち上がりは草津ペース、10分すぎから京都がセットプレーなどで得点を窺い、20分すぎからはまた草津のペースとなりました。22分には左サイドを突破した鳥居塚がゴール前にクロス、オーバーラップした秋葉に合わせますがヘディングシュートはゴールならず。23分には元の位置に戻った秋葉からスルーパスが高田に出ましたがわずかにオフサイド。23分には右サイドの混戦から高田がポストプレーから相手2人を背負ってリフティング、そのまま2人の間を割って走り、さらに詰めたDFをリフティングを続けながら交わして中央に切れ込みモーションの少ないボレーシュート。ゴール左スミを狙ったこのシュートにGKは届きませんでしたが、ボールもわずかに外へ逸れてしまいました。こんなに美しいプレーからのシュートですから、たとえワクらなくても芸術点で0.5点くれてもいいんじゃないですかねえ。ただでさえヤスはカッコイイし。(←関係ない)
http://www.jsgoal.jp/news/00048000/00048770.html
●高田保則選手(草津)
前半はボールが早く前線に入ってきていたし、プレーしやすかった。何度か得点のチャンスがあったので、決めなければいけなかった。いいリズムのときに先制できれば勝ちゲームに持っていけたはず。(後略)
やっぱりあの美しいシュートをゴールにしておきたかったですねえ。39分にはチカからフィールドを斜めに切り裂くスラントパスで、反応して走り込んだ山崎がDF裏を突くシーンがあったのですが、これはトラップが大きすぎてシュートまでいけず。前半に大きなチャンスを作りながらゴールできないことが後に響いてしまいました。
http://www.jsgoal.jp/news/00048000/00048769.html
●植木繁晴監督(草津)
「前半は狙い通りのサッカーが出来ていた。奪いどころも良かったし、突きどころも良かったと思う。ただ、決めるべきところを決められないと、こういう結果になってしまう。終盤に退場者が出て、最後にやられてしまったのは非常に残念だ。選手は集中してやってくれて、サッカー自体は悪くなかったし、悲観することはないが、3連敗してしまうと気持ち的に立て直すのが難しくなってくると思う」
http://www.jsgoal.jp/news/00048000/00048768.html
●美濃部直彦監督(京都)
(前略)サイド攻撃がいつもより出来なかった印象は残るが、苦しいゲームを勝ちに結び付けられて良かった」
Q:サイド攻撃が少なかった理由は?
「ピッチがややスリッピーだったことと、MFとSBとのコンビネーションが少し足りなかった。また、相手のカウンターに注意していたので、SBが出る機会が少なかった」
Q:後半からはサイド攻撃が多くなりましたが?
「前半は長いボールをパウリーニョとアンドレに入れて、ゲームが落ちついてからクロスを入れていこうと話していた。(後略)
前半の入り方と戦い方で草津は、京都の様子見姿勢のお陰もあって優位に試合を運べました。そして得点機会も組み立ての中から生み出せましたが、0得点。繰り返しですが優位の時間帯で得点できなかったことだけが残念で、かつ重要な分かれ目となってしまいましたね。
後半は双方交代なしでリスタート。前半とは真逆に京都が全体を押し上げ両サイドを絡めて猛攻撃を仕掛けます。草津はほとんど反撃できずに、約15分間が防戦一方の展開に。京都が攻撃の枚数を増やしてきたことが大きいのですが、長短のパスの組み立てからサイドの高い位置で起点を作られて、なかなかプレスがかかりません。またボールを奪い返しても秋葉と櫻田へのチェックが早く、思うようにパスを繋げずにまた京都の攻撃となってしまいました。
先に交代のカードを切ったのは草津だった。59分、植木監督は山崎を下げて松浦を投入。高田をトップ下に置く4−3−1−2のシステムに変えて勝負に出る。
防戦一方の59分に、植木監督は右SH山崎をFW松浦と交代させます。また布陣を4−4−2のドイスボランチから、仙台戦のような4−4−2トレスボランチに変更。トップ下にFW高田を下げて、ボランチを右から鳥居塚・秋葉・櫻田と並べます。
植木さんの意図としては、京都の人数をかけた攻勢の対応としてバイタルエリアのスペースケア、またサイドバックが引き篭もっている状況が秋葉・櫻田のパスコースを減らしているため、ボランチを増やしてサイドの守備をフォローすることで、サイドバックを前進させやすくする狙いもあったと思います。
加えて前掛かりな京都DF陣の裏を狙う、またそれを警戒するDF陣を下がらせて全体を間延びさせるためにスピードスター松浦の投入が意図されていたと考えます。このもくろみはまずまず成功し、セットプレーなどからピンチは続いたものの、なんとか無失点で凌ぎました。格上の攻勢を受け続けるガマンの時間帯にガマンできた。ここで脆くも崩れなかったことは良かったと思います。逆に攻めながらも得点できない京都の美濃部監督は、さらに攻勢を強めるべく手を打ちます。
(前略)美濃部監督は右サイドのスペシャリスト加藤をピッチへと送り込む。「サイド攻撃のメッセージを明確に伝えるために加藤を起用した」(美濃部監督)。同監督は前節、草津が3ボランチを敷いたことから、このシステムへの対策を練っていたようだ。加藤は指揮官の期待に応えるかのように空いたスペースでドリブルを仕掛け、草津にプレッシャーを与える。草津はトップ下・高田がサイドをカバーすることになり、策が後手に回る。
敵もさる者。加藤大志の投入で、京都の草津左サイドを突く攻撃が増えていきます。数回クロスを上げられますが、これが中であわなかったり草津のカバーが間に合ったりで得点させませんでした。また植木監督も加藤の投入でボランチが1人減ってスペースのあるバイタルエリアを突くため、布陣を4−4−2のドイスボランチに戻させています。ここでは鳥居塚がボランチから右SHに、高田が左SHですね。守りながらも反撃の足掛かりを作っていく植木監督と、スカウティングを基にした美濃部監督の采配と対応に、サッカーの醍醐味を味あわせてもらいました。結果はあれだったのが残念なんですけど。
ただ、草津は布陣を元に戻しましたがメンバーが元通りになったわけではないので、全体のバランスを意図する山崎がいなくなり、攻撃を組み立てなければならない上に流動的なポジションをとる鳥居塚が右SHにはいったため、右SB田中が前半のような思い切ったオーバーラップが出来ず、後半の攻撃に枚数が足らなくなってしまいました。ただでさえ後半はサイドを攻め続けられていたので、攻撃参加はとても難しかったのですが。
それでもひたすら攻撃が続くことはなく、攻め疲れの時間がやってきます。京都も後半開始から25分も続けていた攻勢が徐々に鈍くなってきていました。後半70分過ぎからは櫻田のクロスバー直撃のミドルシュートなど、草津にも反撃の端緒が見えてきていました。レポート担当の伊藤さんはまだまだ京都の時間帯と思われていたようですけど。
リズムが京都に傾きつつある中で「事件」は起こった。79分、アンドレをマークしていたチカが、不運にもこの日2枚目のイエローカードを受け、退場。草津は10人での戦いを余儀なくされる。草津の守備陣は体を張った粘り強い守備で京都の決定的なシュートをことごとくブロック。「1人少ないので守りながら一発を狙うしかなかった」(高田)。数的不利に追い込まれた草津は、勝点「1」さえ取れれば良かった。
チカはハイボールの競り合いでアンドレを後方から押し倒してしまってイエロー、この日2枚目で退場となりました。池田主審は過去の実績からは「ダ●審判」な主審だと思いますが、この試合では「ハイボールをDFがのしかかって競る」プレーには、ことごとくファールの笛を吹き、これは草津にも京都にも適用されていました。その点でジャッジにブレはなかったので、出来れば草津ベンチや選手もせめて後半くらいからは対応出来なかったかと残念に思いますが、ただチカの2枚目のイエローが「ラフプレーの繰り返し」とはいえ、退場となるほど悪質なプレーであったかといえば大きく疑問です。ともかくこれで草津は10人になり、攻め疲れの見えてきた京都へ反撃するよりもまずは失点しないことを考えねばならなくなりました。
しかし、徳重の決勝ゴールが草津から勝点「1」さえも奪うことになる。アンドレを封じていたチカが退場したことでCKの守備に隙ができてしまったことが悔やまれる。GK本田は「10人の戦いになったら一つのミスも許されない。最後は自分たちの小さいミスが重なってやられた。京都の方が勝ちたい気持ちが強かった」と話し、バスに乗り込んだ。草津は、この敗戦から何を学ぶかが重要だ。
うっすらと見えていた勝点「3」が「1」になり、そして「1」が「0」になった草津。このゲームで受けた選手、サポーターのショックは大きい。このショックを払拭するには、次節で勝利を挙げるしかない。失った「3」を取り戻すチャンスはまだまだ残されている。
10人でもなんとか凌いでいましたが、後半ロスイタムにCKから失点、3連敗となってしまいました。前半は長くこちらの時間帯もあり、また劣勢でも良く凌いで反撃にとりかかれそうなところでふたたび劣勢で失点。たらればですが、充分勝ち点がとれた試合内容だったと思います。もったいなかったですねえ。
課題としては、4CBの4バックに攻撃力の低下があると思います。サイドを突破されてもファーサイドまで3人のCBが構えているので簡単には失点しない守りができると云う利点もあるのですが、特に後半はサイドバックがラインに釘付けにされてしまうとボランチがパスコースを無くし、反撃する起点でパスミスを強いられてまた攻撃を受ける形になってしまいました。この試合のような佐田も寺田も不在のサイドバックでは、ボールを自ら運んで相手サイドを抉ってクロスをあげるような組み立ても期待できませんし、サイドからの崩しにサイドバックが絡めないとゴール前に詰める人数も増やせません。草津が今年のテーマとしている「第3の動き」も成立させにくくなります。
また、この試合だけに限りませんが、今季の大きな課題としてサイドから良質のクロスが上がらない、上げられる選手が限られている、という点が見えています。昨季は職人芸のピンポイントクロスを島田裕介が上げてくれましたが、今季はサイドから可能性のあるクロスを上げられるのは、鳥居塚・高田・桑原くらい。これがゴール前のシュート、フィニッシュの回数が少なすぎる大きな原因と考えます。チームとしてサイド攻撃での得点を意図しながらもそのサイドから効果的なクロスが前線に送れない。攻撃の締めくくりであるシュートが出来ない。本数も増えない。草津の攻撃の組み立てのジレンマですね。
ともあれ現状では、佐田不在のサイドバック陣の奮起が必要なので、左SB尾本がほぼ守備専のサイドバックとすると、逆サイドの右SB田中の攻撃参加が攻撃の成否を分けるくらい重要となるので、これからも頑張ってもらいたいですね。
●田中淳選手(草津)
チカが退場になったあとは、体を張って守っていたけど、ラインが下がってしまい、上げられなかった。最後のCKは、自分がサイドにクリアしていればスローインにできた。そういう小さい点も注意しなければ勝ち点を得ることはできないと思った。
最後のミスキックは確かに痛かったのですが、もう時間は戻せませんし、これからの糧にしてもらう他ありません。以前からフリーの状態なのに簡単にボールをゴールラインから割らせてしまうことが度々あったので、今後はこういうプレーは気をつけてくれると思います。もっと早く気付いてくれても良かったんですけど「痛くなければ覚えませぬ」*1ということなんでしょうね。選手を育てながら使う今季でもあります。バ●審判を育てる役はゴメンだけどな。
課題として付け加えるなら、この試合の櫻田のコメントですが、
●櫻田和樹選手(草津)
後半の途中まで失点もなく、いい形で来ていたが、その後にボランチのところでボールにさわれなくなってしまった。ボランチにボールが来ないと、前線へのパス一本になってしまうので難しくなった。ここ何試合かは、そういう展開になってしまうことが多い。
これは前述どおりサイドバックがパスワークに参加していない部分もあるのですが、前線へのパス1本が増える背景には、俊足の松浦宏治を用いてゴールを奪ってきた成功体験がチームに安易な選択をさせているのだと思われます。サポ投票で第1クールMVP選出、チームとしても今季の切り札ともいうべき存在で、チームとサポの信頼も得る活躍は頼もしいのですが、最近は対戦相手も警戒していますしこれからは簡単には得点出来そうにもありません。「松浦頼み」のロングパスの繰り返しは同時にチーム全体を間延びさせてしまう点もあるので、過度の使用は禁物ですね。
ポゼッションとうまく絡ませ、また氏原や高田のポストプレーを活かすような形も増やしてもらいたいと思います。3連敗という結果は残念ですが、為すすべない内容のない大敗を繰り返したわけではないので、迷わず今までのサッカーを継続強化してもらいたいですね。幸い次節は休みで水曜の試合と短期連戦を回避できましたし、間延びするほど時間が空くわけでもありません。ホームとはいえ熊谷での試合ですが、いい準備で勝ち点をとってもらいたいと思います。