沖縄県のスタジアム問題その2。沖縄県サッカー協会、県知事にサッカー専用スタジアム建設案を提出。

SH772007-05-25

関連エントリーはこちら。http://d.hatena.ne.jp/SH77/20070517#1179375637に。
先日まとめたエントリーから、事態に若干の進展が見られました。まず前回のエントリーの最後の部分から。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200705171300_08.html

●サッカー協会スタジアム建設要請へ/奥武山競技場跡
県サッカー協会サッカー施設等ワーキンググループ(座長・真栄城勉県協会理事)は16日までに、奥武山運動公園陸上競技場跡地の活用として、Jリーグなどプロチームの誘致を想定した「おうのやまの杜サッカースタジアム整備計画」(第1次案)をまとめた。同協会の伊江朝睦会長らは21日、県を訪れ仲井真弘多知事にスタジアム建設を要請する。同ワーキンググループは1月30日に設置。3月30日まで、計4回の話し合いを経て、整備計画案を作成した。今後は、他県のサッカースタジアム視察などを行い、建設具現化に向けて活動していく。
また、プレス席やVIP席、特別支援を要する障害者席を設けるなど、「Jリーグの定めた基準をクリアーしたスタジアムを整備しなければならない」としている。(後略)

那覇市内に位置する奥武山運動公園陸上競技場の跡地。そこを利用してJリーグ規格のスタジアム建設を、という沖縄県サッカー協会の提案がまとめられました。そして記事にあるとおり21日に仲井沖縄県知事と面会、建設案を提出したそうです。詳しくは琉球新報5月22日付より。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23965-storytopic-2.html

●専用スタジアム建設を サッカー協会、知事に要請
県サッカー協会の伊江朝睦会長ら協会役員が21日、県庁に仲井真弘多知事を訪ね、サッカー専用スタジアムの早期建設に向けた県の取り組みを求め、協会がまとめたスタジアム整備計画案を手渡した。
仲井真知事は「公約にしており、いろんな方に関心を寄せてもらっている。まだめどは立っていないが、建設後の維持管理を含めて検討を重ね、任期中に基本計画を固めて動きだすところまでは持っていきたい」と話し、任期中の計画策定に向けて検討を始めていく姿勢を示した。

元の記事では「サッカー専用」とは明記していなかったのですが、建設案はサッカー専用スタジアムだったんですね。また県知事さんの選挙公約にスタジアム建設が掲げられていたそうで、基本的に前向きの姿勢のようですね。

また、「立地について那覇から遠い所、近い所など、2、3の構想をつくった方がいいのではないか」とも話し、具体化に向けては複数のたたき台が必要との考えを示した。

これにはFC琉球の沖縄グクススタジアム構想も頭にあるのではないでしょうか。大きなお金が動く案件ですから、各案の予算を比較検討派当然だと思います。

同席した仲村守和県教育長は「今年度予算には調査費もついたので、年度内に委員会を立ち上げたい。皆さんにはぜひ情報提供をお願いしたい」と話し、庁内レベルの検討委員会の設置を検討していることを明らかにした。(後略)

そして沖縄県行政レベルで「スタジアム建設」の調査委員会の立ち上げが予定されていることが明らかになりました。協会が要望した奥武山運動公園陸上競技場の跡地に即J規格のサカ専スタジアム建設にGOサイン、とはいきませんでしたが、徐々に事態は良い方向に向かっているようですね。あとはFC琉球の成績向上が事態を後押しするハズなので、現状苦しい順位ですが、これからも頑張ってほしいですね。

●参考リンク FC琉球公式:城GUSUKU 〜 FC琉球ドリームスタジアム構想
http://www.fcryukyu.com/stadium/stadium.php