ザスパ草津、草津町の健康増進事業に参加。

上毛新聞6月21日付の1面トップ記事です。
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/21/news01.htm

草津町が滞在プラン 宿泊増へ協議会
草津町は、温泉や自然環境を利用した滞在者向けの健康増進事業を来年度にも導入する。旅館組合、ザスパ草津、吾妻森林管理署などと連携し、健康食の提供や温泉療法の実践指導、体操や森林浴などの健康講座やサービスを開発。宿泊客らが常時、利用できるようにする。温泉地間の競争が激しさを増す中、湯治場としての草津温泉の機能と自然環境を健康志向の中高年らにアピール、常連客と滞在型の宿泊の増加につなげる。
町、草津温泉旅館組合など主要団体、ザスパ草津を運営する草津温泉フットボールクラブ草津森林療法協議会、温泉療法などの研究に取り組む温泉観光士協会など十二団体が二十日までに協議会を発足。講座の開発や普及の準備に着手した。
計画しているサービス・講座は、栄養士がカロリー計算した食事の提供、草津伝統の「時間湯」を活用した温泉療法の実践指導、ザスパ草津と連携したストレッチ体操、温泉街を取り巻くコースを利用した森林浴ウオーキング、健康食についての講義など。
宿泊先などにメニューを用意し、希望のサービスを年間を通して利用できるようにする。すでに十一の旅館、ホテルが参加を表明している。
中沢敬町長は「健康は二十一世紀の温泉観光地には、はずせないキーワード。従来型の観光に加え、健康の要素をまちづくりに取り入れていきたい」と、事業の意義を説明する。
(後略)

広報活動にも一役かえるのではないでしょうか。現在Jリーグ全体で介護事業に協力しており、今回の草津町の健康増進事業への協力もその一環であると思えます。詳しくは讀賣新聞5月15日付より。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20070515ik09.htm

●利用低迷の介護予防、厚生労働省がJリーグと連携 J選手がアシスト、体操や筋トレ指導
「介護予防」を普及させるため、厚生労働省は15日、サッカーのJリーグと連携する方針を決めた。
全31チームを対象に今年度、計約4700万円の補助金を交付する。高齢者が要介護状態になることを防ぎ、給付費抑制を狙う介護予防は、昨春施行された改正介護保険法の目玉事業だが、人気は今一つ。地域に密着したスポーツイベントを開催し、健康増進や体力向上のノウハウがあるJリーグの力を借りることにした。
厚労省などによると、J1のジェフ千葉鹿島アントラーズ、J2の東京ヴェルディ1969などが具体的な予防のメニューづくりを進めており、早ければ今夏にも事業を始める。
競技場や練習場の空き時間を利用した健康体操や筋力トレーニング、ウオーキング教室の開催、介護予防の啓発イベントなどが中心となる。選手やトレーナーが直接、指導に当たるチームもあるという。また、群馬県草津温泉が本拠地のJ2・ザスパ草津では、効果的な湯治方法の指導や、入浴の合間のストレッチ運動などを検討している。
(後略)

現在トップチームは前橋市で活動していますが、草津町ザスパの原点にして誕生の地。地域密着のため、草津町の事業への協力姿勢は進めていってほしいですね。