FCホリコシGM石川裕介氏の経歴が朝日新聞にて紹介される。

ネットでネタがない日は紙媒体祭り、その3。朝日新聞群馬県版の3月31日付より。

●愛されるチームへ 地元との交流企画 FCホリコシ・石川裕介さん
FCホリコシのゼネラルマネージャー石川裕介さん(30)の役目は、選手強化や補強のほか、広報、ホームゲームの運営、JFLの実行委員と何役も担う。
「地元に愛されるチームにしたい」と願う。開幕前にはJR高崎駅前でボールを使ったゲームや選手のサイン会、撮影会など、地元との交流会を開いた。

今季よりFCホリコシのGMに就任された石川裕介氏について詳しくとり上げられています。

国士舘大2年の時、関東大学リーグの新人戦に出場し優勝した。サッカー部員の中には海外遠征などを経験する選手もいた。「海外経験を積む選手との差を縮めたい」と、2年生で中退し、知人を頼ってドイツのクラブチームに入った。

高いレベルでのサッカー経験者だったのですね。それにしてもスゴい行動力。そしてドイツを皮切りにオランダ、ベルギーのクラブでMFとしてプレーしベルギーではプロ契約選手に。しかしヒザの古傷などを理由に昨年6月にベルギーで引退されたそうです。海外組プロサッカー選手ではありませんか。クラブ公式でもう少しキャリアを紹介してアピールしても良いのでは。

昨年末、FCホリコシのゼネラルマネージャーに就任した。数年前、海外契約が一時切れた時、FCホリコシの前身のチームに所属していた関係で勧誘された。
ヨーロッパ滞在中、サッカーが「生涯スポーツ」として定着しているのを感じた。多くのお年よりがサッカーを楽しんでいた。チームOBが試合に見に来ることもあった。地元商店街がチームに資金援助したり、選手とファンがバーで一緒に飲んだりすることも。
そんな経験を生かしながら、「ヨーロッパのいい面を取り入れ、地域とともに歩んでいきたい」と思っている。

チームが地域密着を掲げ、さまざまなイベントや計画を打ち出しているのには、石川GMの構想と尽力がかなり大きいようですね。記事の氏の略歴からも、その地域密着構想のルーツが判ります。地元高崎でのJFL開幕戦も昨季の何倍もの観客を集めることは出来ましたし、なんとか活動が実を結んで行くと良いのですが。